地域からつくりあげる介護保険(介護保険制度改正にむけて:第3回)−月例フォーラム

 東京自治研究センターの公開講座です。
 2000年の制度創設から10年、高齢化がさらにすすみ、利用が大きく拡大するなかで、介護保険をめぐる議論も、財源の確保や保険料の水準、それに伴う給付の見直しなどに傾きがちです。しかし、“無縁社会”などが取りざたされる現在、制度創設時に掲げられた「介護の社会化」「ともに支えあう地域社会づくり」といった理念に即して現状を振り返り、「受益と負担」も含めて今後の課題について幅広く議論することが求められているのではないでしょうか。
 <福祉社会>を創造するための株式会社・NPO法人の役割・方法とは何か。シリーズ最終回の今回は、沖山一雄さんより事業者の立場からみる介護保険制度の現状や実践的課題についてお話をうかがいます。質疑応答も含めて、参加者のみなさんとともに考えていきたいと思います。

■ 日時:2011年6月13日(月)18:30〜
■ テーマ:地域からつくりあげる介護保険
■ 講師: 沖山 一雄 さん(ほっと・すぺーす代表取締役、練馬区介護サービス事業者連絡協議会運営委員)
■ 会費:1000円(会員は無料)
■ 会場:中野サンプラザ8階研修室4

*今後のフォーラム
 6月以降の第195回〜197回は、「参加と民主的合意形成」をテーマに下記の内容で予定しています。
第195回 6月13日 「新しい市民参加と討議デモクラシー」
 講師:篠藤 明徳(別府大学教授)
第196回 7月14日 「自治を拓く市民討議会」
 講師:吉田 純夫(市民討議会推進ネットワーク代表)
第197回 9月 「区民討議会と区民参加の予算編成」
 講師:折衝中