ハーグ条約 加盟の方針を決定: DV、虐待児返還は拒否

ハーグ条約は、国際結婚が破綻した場合などに、相手の承認を得ないで子どもを国外に連れ出すことを認めず、出国した場合には元の国に戻す手続きを定めたものです。

国際結婚が破綻した場合などに、相手の承認を得ないで子どもを国外に連れ出すことを認めない「ハーグ条約」について、政府は19日に開いた関係閣僚会議で、条約に加盟する方針を決め、今後、担当部局を外務省に新設することなど、加盟に必要な国内法の整備を急ぐことを確認しました。
▽子どもの返還を求める他の国からの申請を受けて、親に返還を命じるための裁判手続きを新設することや、▽子どもの返還を求めた親が、その子どもに暴力をふるうおそれがある場合なども想定して、どのような場合に子どもの返還を拒否できるかなどについて、重点的に検討が行われる方向です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110519/k10015982071000.html

◆ハーグ条約とは?
http://kyodosinken.com/hague.html?gclid=CO_Mm6TE9qgCFRGCpAodInlDRw