今年のわが家のバラ

今日は、朝一番で京成バラ園に出かけようと考えていたら、やたらに早く目が覚めてしまい、今年のわが家のバラの総括をブログに投稿することしました。

5月の連休の頃から咲き始めた「白モッコウバラ」を先頭に、わが家の狭い庭に今年も10種類以上のバラがひしめき合って咲きました。
モッコウバラは黄色のものをよく見かけますが、わが家のものは白モッコウバラです。
モッコウバラは、棘が無くて花付きも素晴らしく、病気や害虫にも強い丈夫なバラです。
(写真1:「白モッコウバラ」)

ある本で読んだ「狭い庭こそバラに向く」という言葉を、勝手に解釈して、数年前からバラを植え始めましたが、やはり狭い庭での過密状態はいささかバラには気の毒だなと思っています。
今年の新しい試みとして、支柱とワイヤーを使って南側にスクリーン状のバラ棚を作るべく、冬場の誘引作業を行いました。
やや不格好な出来栄えのバラ棚でしたが、勢いよく成長してビッシリと花を咲かせたつるバラのアンジェラがうまく隠してくれました。
わが家の場合、2本のアンジェラを左右から誘引しましたが、1本でも十分でした。それを5〜6本も買ってきたのですから、植えてやる場所に困ってしまいました。
ピンクのかわいいカップ咲きのアンジェラは、初心者にも育てやすく、私の一番のお気に入りです。四季咲きなので秋にも咲きます。
(写真2:「アンジェラ」の棚)

「バラの殿堂」入りした人気品種「ピエール・ドゥ・ロンサール」の枝変わりで、大輪の白い花をつけています。春にだけ咲く一季咲きです。
(写真3:パーゴラに咲く「ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール」)

わが家の東側の道路は、駅への通勤・通学路となっていますで、朝夕に多くの方にバラを眺めていただけます。バラを話題にいろんな方と会話することも増えました。
景観を育てる会でも提案している「ストリートガーデンによるまちなみ景観づくり」を、肩肘を張らないで実践できたらいいなと思っています。
「コンスタンス・スプライ」は、イングリッシュ・ローズの記念すべき第一号品種です。
仮にフェンスに這わせておいた「アンジェラ」は、来春は玄関脇のアーチに移す予定です。
(写真4:道路側フェンスに咲く「アンジェラ」と「コンスタンス・スプライ」)

2009年の「景観づくりシンポジウム」でガーデニングの事例を紹介していただいたMさんとはご近所なので、いろいろとバラ棚作りのアドバイスもしていただいています。
バス通りに面している日当たりの良い南向きのMさん宅のバラ庭は憧れの庭で、バラの蕾が膨らみ始めると毎日様子を眺めさせていただきました。
(写真5:憧れのMさん宅の庭)

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(会員:T.S/迷い鳥 記)