自分の足で歩くということ

こんばんは!!

いつも車でばかり移動していたのですが、最近は意識して歩くようにしています。
自宅から駅までの道を、朝7時台に歩いてみました。すると、10年以上も住んでいる街なのに、知らなかった道や出会うことのなかった風景をいくつも見つけることが出来たのです。

綺麗な薔薇のアーチの家や歩道の花壇、家の中から聞こえる掃除機をかける音、走って追い越して行く中学生、横断歩道の前で信号待ちをしている1年生の可愛い姿など、歩くことで出会えた風景や出来事が、たった20分の道のりの中にたっぷりと詰まっていました。

自分の足で一歩一歩あるくことって、こんなに豊かな経験なのだと感じた早朝の散歩でした。

これまでの生き方はどちらかというと、高速道路をメーターを振り切るようなスピードで突っ走るような、がむしゃらで危険と背中合わせのような無謀さがありました。

でも、震災後は、何か自分の足で歩いているような実感があります。時間を掛けて、焦らないで、深呼吸して前に進む。時々空を見上げたり、木立の中を遠回りしたりしながら、目的地までの道のりを楽しみながら歩く。早く着くことだけを目的にしないで、どんな楽しみを見つけられるかにわくわくしながら歩く。すれ違う人に「おはようございます」と挨拶したり、子どもたちに「いってらっしゃい」と声をかけることなど、なんて楽しいのだろうと思いながら、歩く。

自分の足で歩くことは、自分の人生を創ることでもあるのだ・・・と感じます。

歩くこと。一歩一歩前に進んだり、立ち止まったりすることの中に、自分の成長を感じることができます。心が穏やかに、温かくなります。

明日は違う道をあるいてみよう・・・

明日を楽しみに。

どうぞ良い夢をみてくださいね。

では、おやすみなさい。

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