鹿児島県鹿屋市「やねだん」〜第9回 故郷創世塾〜参加!③

24日、塾が終わり、13時過ぎから、

やねだん号の出発式が小雨降る中、開催されました。

町内会みんなの手づくりで、

たった8万円しかかからなかった公園には、

塾生43名、村の方々、そしてテレビ局3社、

新聞社1社程度のマスコミも大集合☆☆☆☆☆

私は全体の写真を撮るために少し高い場所にいました。

お酒のビンが6つ入る、プラスチックの箱を2つ逆さまに向けて、

それが簡易の舞台となり、豊重さんが傘もささずに、熱く語り始めます。

『…日本の為に、困っている人たちの為に、

今、出来ることをやりたい。』

私は何だか猛烈な感情が沸き上がって来ました。

『感動して涙がこぼれた』なんて、

そんな平淡な言葉では表現出来ない感情です。

『10万円の車や、それに入る物品を寄附する』

というのが、客観的な事実なのですが、

その事実の後ろにある『真実』が、

このやねだん村に存在しています。

この真実は、今、ここにいる人にしかわかりません。

マスコミ経由でも少し分かるかも知れません。

だけど、たった300人の村の一角で行われている、

このような感動的な物語は、見ていない・分からない人にとっては

「ない」「存在しない」と一緒なんですよね。

きっと、この日本中、世界各国の

私が知らないところで、このような

被災者の方々(困っている誰か)のために

できることをせいいっぱいしよう!という

愛の輪が、たくさん存在するんやろうな・・・って

私は、ヒシヒシと理解することができました。

なんて、世の中って素晴らしいんやろ。

なんて、日本って、日本人って素晴らしいねんやろ。。。

魂の底から湧き上る歓喜に満ち満ちた世界。

日本人であることに、心の底から『誇りに思う』

瞬間でありました。

世の中って、ニュースで頻繁に流れている

悪いニュースよりも、絶対、こんな感じの

ニュースにならないねんけど、ステキなニュースの方が

圧倒的に多くって、本当の日本って、

私たちが認知しているよりも、絶対に強くて、素晴らしい人たちの

集まりなんですよね。

強くて素晴らしい人の集まり・国家でなければ、

今頃、とっくの昔に、この日本という国、

日本人という民族は、世界地図・世界の歴史から

消去されていることでしょう。

私は、この34年の人生ではじめて、

自らのルーツである『日本人』というものに対して

自信と誇りを得ることが出来ました。

(今までは、頭ではなんとなく分かっていたのですが)

ほんと、すばらしい気付きであり、

これからの未来、自分がなんでも出来そうな

無限の可能性を感じることが出来ました。

私たちの班が作った「やねだん号」の鍵が

第一走者(運転手)に渡され、

やねだん号が、去っていきました。

ちょっとした寂しさと、なにかものすごい熱いものと

爽やかな感じが残っていました。

豊重さんの素晴らしいところは、

全ての人に役割を与えること。

全ての人を愛を持って受け入れることです。

大肯定の世界を持った方です。

このやねだん号の出発式は、

やねだんの住民、移住した芸術家、

そして塾生である私たち全てに「役割」を与えています。

その役のふり方が絶妙で、適材適所。

それが天性のものなのか、努力のものかは分かりません。

ほんと、誰一人「蚊帳の外」・存在を否定された人はいません。

だからみんなが、その出発式を成功させるために

やねだん号を無事仙台までにどう届けようか?と

一致団結して一つの目標達成の為に動き、

それが成功した時の感動をみんなで共有することができます。

「人は『感動』でしか動かせない」

仕事上の関係だったら『お金』でなんどでも動かせるかも知れません。

だけど、町内会やボランティアの世界って、

お金がないので、人が喜んでなにかをするのは

『感動』しかないんですよね。

ほんと、このブログでこんだけ書いても、

語りつくせないことを、私は豊重さんから学ぶことができました。

学んだことを、どう活かすのか?

ほんと、プレッシャーです。

学んでも「ええ話、聴けた!」と終っていては

これは完全に『罪』です。

知らないよりも、知っているつもりになってて

知ったかぶりしている人をたくさん私は知っています。

知識を武器に人をブスブス刺すことはもうやめて

私は、ただひたすら黙々と実践し続ける人でありたい。

そう豊重さんの後姿を見て、感じました。

ほんと、人生の師匠って、そう出会えるものではありません。

ニュース23を見たその偶然は偶然ではなくって

必然であり、きっとこれから先の私の人生も、

必然的な・・・出会うべくして出会う縁によって

更に強固に彩りと光を放ち、輝き続けるでしょう。

ほんと、実践のみ。

がんばります(%笑う女%)(%ハート%)

豊重さんはじめ、やねだん出であったみなさま、

本当にありがとうございました(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)