巣鴨といえばとげぬき地蔵、戦災復興区画整理第31地区には宮下湯

巣鴨と言えばとげぬき地蔵さんですね。おばあちゃんの原宿といわれ、衣類とか実用本位のもので人気のある地蔵通り商店街の途中にあります。とげぬき地蔵高岩寺の裏手を通る白山通り、国道17号も戦災復興で拡幅したのかもしれません。戦災復興区画整理第31地区は地蔵通り商店街のところは入っていませんが、巣鴨駅を中心に山の線、白山通りの両側に広がる約30ヘクタールの区域でした。

この戦災復興地区内には宮下湯があります。巣鴨駅から山手線沿いに宮下橋のすぐ南側です。ビルの地下ですが、天井が高く圧迫感がありません。浴室はサイドに浴槽で、カランは縦に並んでいるので、浴槽に背を向けて体を洗うことになります。浴槽の上の張り出しから造花の葉が下がって、緑のイメージ、さらに井戸水、ヒートポンプなどお湯もこだわって健康志向です。
ところで皆さんはお湯からあがった時、少し立ちくらみというか目の前に星が飛ぶような感じがするという経験、ありませんか。宮下湯さんの説明書きによると、浴槽内で身体にかかっていた水圧が急に抜けて血液が体の下の方へ流れ、瞬間的に頭の中の血液が減少するのが原因だそうです。そのほかお風呂に関する科学的な解説がいくつかあってためになりました。
宮下湯 豊島区巣鴨1−30−2 15:00〜25:30 木曜お休み 巣鴨駅から3分