さくらびレポート106〜3分間描き続けてみたドローイング

櫻ヶ岡中学校の中平です。最近、一年生の授業の中で、スケッチブックに好きなものを描きたいと主張し、空いた時間に落書きではない、どちらかというとフリーなドローイングをやっている生徒が多いことに気づきました。やっているときの生徒の表情は集中していて、一人一人伸びやかな印象です。

ちょうど3年生もパステルでこれからイラストボードに自由に描こうという授業に入るところです。始めの導入で、「3分間パステルで描き続けよう」という、まあ腕のストレッチというか、固まった脳みそのシェイクというか、準備運動のようなドローイングをしてみました。

写真が、3分間描き続けたドローイングです。

3分間は短いようで長いので、色が何種類も重なってきています。

これを次の時間も続けてみるとどうでしょうか。何かが変わってくるかもしれません。

可能性を感じます。

3分間フリードローイングの次は、「自分が描いているほうの手を3分間で描こう」というドローイング。まずは中平が黒板でやってみせました。

生徒たちは意欲的に取り組んでいました。

短い時間でよく描けたと思います。反省としては、全員、中平の描き方と同じ角度、同じ雰囲気になってしまったことです。しかし、次の授業というか、これからパステルで絵を描いていくぞ、という導入にはなったと思います。