フランスのパン(5)ガレット

3日目、アルルのホテルの朝食では、柔らかく焼いたガレットを食べてみました。
 ガレットは、北フランスのブルターニュ地方の郷土料理で、そば粉に卵や水などを加えて焼いたものだそうですが、ここのものは、柔らかいクレープ状にして、ハム、卵、サラダなどを巻き込んで食べていました。ですから小麦粉を入れ込んでいるのだと思います。

朝食の後は、アルル市内の円形闘技場、サン・トロフィーム教会などを見学しました。 しかし、アルルと言えばポスト印象派と言われるゴッホが住んだ町として知られています。跳ね橋や彼が入院したとされる病院などにも行ってみましたが、とりわけ、彼の絵にある「夜のカフェテラス」のモデルとなった”LE CAFE LA NUIT”というカフェ(写真)も絵のアングルから見てみました。店が今も当時と同じように営業しいるのは驚きですが、夜ではなく、真っ昼間の午前中なので明かりに照らされたカフェーテラスの雰囲気は残念ながらわかりませんでした。店内は、まだ客がまばらで、どんなパンが出されるのか見てみたい気になりました。