NVNADでは、理事長の渥美が現地に滞在しています。今日の活動を報告します。

野田村には、5カ所に仮設住宅(213戸)があります。5月に入居された野田中学校仮設以外の4カ所は、今週末(7月2日、3日)に入居が始まります。今日は、入居前に各戸に物資を届ける”物資搬入“が行われ、お手伝いしました。チーム北リアス関係では、弘前大学人文学部ボランティアセンター(17名)、八戸JC(5名)、八戸高専(1名)、そして、NVNADでした。

県からの物資(布団、什器、テーブルなど)は、NGOのワールドヴィジョンジャパンさんがトラックで運び込み、ボランティアが各戸に配布していきました。村からの物資(米、食品など)は、弘前大学の別の班が対応し。赤十字からの電化製品は、明日搬入されるとのことでした。

新しくできた仮設住宅は、門前小路(18戸)、泉沢(39戸)米田(18戸)、下安家(10戸)にあります。泉沢と下安家の仮設住宅は、木造です。今後、保健師さんやボランティアとの交流の場ともなる集会所は、泉沢と米田の仮設住宅にあり、門前小路と下安家の仮設では近隣の施設を活用すると聞いています。

物資搬入は、午後早めに終了できましたので、週末の引っ越し作業やイベントの準備をして1日の活動を終えました。

夜は、久慈市内で「やませデザイン会議6月公開例会」が開催され、「今、被災地で取り組むべきこと:野田村に現地事務所を開設する意義」というテーマでNVNADやチーム北リアスの活動を中心にお話しさせて頂きました。野田村村長さんをはじめとし約70名の地域や関係者の皆さんが参加され、熱心に聴いてくださっていました。これからも被災された皆さんに寄り添った支援を行っていきたいと気が締まる思いでした。