小学校の先生から、雑巾を寄付したいという相談が…

津市内の小学校6年生を担任する先生から、児童が被災地の皆さんに雑巾を作りたいので、つないで欲しいとのご連絡をいただきました。

早速、現在岩手県野田村で活動中の、日本災害救援ボランティアネットワークの寺本さんに連絡し快諾を得ました。

野田村では、仮設住宅への引っ越しも終わり、ボランティアは仮設に入居されたみなさんのお手伝いの活動を行っています。

この事で大切なのは、子ども達の手による雑巾は、単なる雑巾ではなく、『被災地の皆さんへの心遣いがカタチになっている』という事です。
『雑巾という荷物が届けばいい』のではなく、心遣いが届かなければ意味がないと考えました。
野田村では、日本災害救援ボランティアネットワークのボランティアバスで現地に行っている多くの学生ボランティアが、雑巾を仮設住宅にお住みの皆さんに手渡してくれるという事です。

先生には、野田村の場所と被災の様子、学生の手によるリレーによって届くこと、それと、返事は期待しないで欲しいとの事をお伝えしました。
返事を期待しないというのは、被災された皆様の状況を想像すれば、返事を書かねばならない事が負担になってしまっては、被災地の皆さんへの配慮が裏目にでてしまうかもしれないという配慮です。

津市にも遠く離れた被災地の皆さんを思いやる小学生が居て、その思いが遠く野田村に届く事はステキな事だと思います。