昨日の島田療育センターのコンサートでは、ボーカルとしての大きな反省点がありました。それを告白します。
年に一度の大きなイベント。準備期間がこんなにたっぷりあったにもかかわらず、リクエスト曲の「ありがとう」「勇気100%」「童神」の歌詞をしっかりと体に覚えさせたという自信がなかったため、譜面台の上に歌詞を置いて、歌詞を見ながら歌ってしまいました。
自信のなさ、準備不足も、それらのすべての原因は「甘え」なのだと反省しています。
1曲目、オープニングの「ダイジョウブ」は入場して客席を回りながら歌いました。これまでも何度も歌ってきたので、歌詞を間違えず笑顔で歌えると、たかをくくっていたからか、なんと最初から歌詞を間違えてしまいました。なんとか最後には立て直したつもりでしたが、それ以降の2曲目からのリクエストコーナーでは、自信のなさから譜面と首っ引きになってしまい、情けないことに譜面を見ても間違えるほど、自分としてはボロボロでした。
歌詞に自信がないというのは、役者なら、台詞を忘れてしまうような危うさです。あってはならないことなのに、やってしまいました。申し訳ありません。
二度とこのようなことがないように、今後は気を引き締めなければなりません。
過ぎてしまったことですが、原因を整理して、次につなげていきたいと思って、振り返り、あえてここに告白することにしました。
エジソンや、野口英世は、発明や発見に至るまでに、愚直なまでの単純な繰り返しによる実験や観察を行ったと言われています。人知れず、地道に取り組んだ膨大な時間がその陰にあったのですね。
私に必要なのは、このエネルギーの集中と持続なのだと思います。
この遅々とした歩みに見える、しかし確実に高いテンションで前進している、小さな積み重ねが、一定量を超えた時にこそ、堰を切ったように、体からそのエネルギーが放出されて、人々と感動を分かち合えるのだと思うのです。頭で分かっていて、こうして文章に書いていても、行動が伴うように自分を引き上げていかないといけません。
島田の皆さんの温かな拍手にこたえるためにも、もっと誠実に、全力で1曲1曲に取り組まねば、と痛感しています。
昨日のステージでは、大切なことを学ばせていただきました。未熟なボーカルですが、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
島田療育センターの皆さん、本当にありがとうございます。
☆☆感謝をこめて☆☆