政治家のマナーから考えたこと☆☆

今日のお昼、国会中継が放送されていました。

食事をとりながら観ていたのですが、議員の野次がひどく、答弁の最中に、議長が何度も注意する場面がありました。

震災直後の日本人の冷静な行動が世界の人々から尊敬の念をもって受け止められただけに、国会議員の方々の審議中の粗野な言動に、なぜ、あのようなことが許されているのか、とても残念でなりませんでした。

特に重要な局面にさしかかっている今だからこそ、声を荒立てずに、人の話を遮らないで、最低のマナーを守って使命を果たしてほしいものです。

被災者の方々のことを想うなら、国の将来を真剣に議論するなら、静粛さを保ってほしいものです。

言葉には力があります。だからこそ、少しでも建設的な方向に議論が進むようにするためにも、場のエネルギーを低下させるような野次や妨害は恥ずべき行為として政治家の方々に認識してほしい。そんな風に、強く思っています。

穏やかに話すのか、感情的に話すのか、人はその時、自分でそれを選んでいるのであり、その選択は、相手によって決まるのでも、状況によってきまるのでもなく、すべて自分が決めていることなのだと思うのです。

だからこそ、政治家だけでなく、私たち社会人一人ひとりも、どんな場面でも人をけなしたり、暴言を吐いたりせず、穏やかに話すことを選んで、冷静に行動出来る本当の大人になったとき、この国はより高い次元に到達できるのだと信じます。

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