・・・やっと、
やっと、ネット環境にめぐり合えたぁ〜(%笑う女%)(%ハート%)
今(7月26日)泊っている「国民宿舎 うみがめ荘」です。
徳島県の最南端の町・日和佐(ひわさ)という町にあります。
ここは、23番・薬王寺がある町。
何年か前の朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」のロケ地です。
![](/img/uz42837/FI1948185_0E.jpg)
後、有名なのは、
ウミガメの産卵が見れるという場所。
先日の台風の影響で、
ここしばらく、ウミガメが産卵に来ていない
傾向にあるそうですが、
この大浜海岸沿いにある旅館ですので、
もしもウミガメが来たら、館内放送で
知らせてくださるとのことですので、
今から楽しみにしています(%笑う女%)(%ハート%)
それでは、今回の歩きお遍路さん、はじめました、
7月23日午後・小松島のマクドを出てからの
お遍路リポートを、一気に更新したいと思います(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)
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![](/img/uz42837/FI1948185_1E.jpg)
マクドを出て、ちょっと足が痛みつつも国道55号線を南下し、
18番・恩山寺まで後1キロくらいのところで
脇道に入っていきました。
その時、後ろから軽トラがやってきて
100メートルくらい前にあった自動販売機の前で止まり、
おじいさんが出てきて、ジュースを2個
買っておられました。
![](/img/uz42837/FI1948185_2E.jpg)
そのおじいさんが、すれ違いさまに・・・
「おじょーちゃん、お接待です、これ、どうぞ。」
とお声をかけてくださりました。
私は一瞬、「なんで?なんで?(*_*)☆」とロウバイしましたが
「あ、お遍路さんへのお接待や!」と気づき、
すかさず「すいません。ありがとうございます。」と言いました。
お接待される方だけありまして、
そのおじいさんのお顔は、ホトケサマのように
後光がさしていて、朗らかなお顔をされておられました。。。
私は、「すいません。ありがとうございます。」という
言葉しか出てきませんでしたので、
そればっかり言って去りました。
しばらくして、そのおじいさんの軽トラが
私を追い抜かしていって、一回クラクションを鳴らして
去っていきました。
車が見えなくなるまで、手をふっていました。
私はその瞬間・・・
号泣。。。。。。
な、なんと世の中には、このようなホトケサマのような
お方が存在するねんやろ・・・
で、なんであのおじいさんは、
見ず知らずの私に、
こんなこと(お接待)が出来るねんやろ。。。?
そんなこと、ずっと考えて歩いていました。
「お接待」とは、お遍路さんに物やお金など、
無料で差し上げる行い(“行”)のことを言います。
また、有料のものを安くお遍路さんにお売りしたり、
物をあげなくても、「がんばってね」と声をかけたり、
困っているお遍路さんを助けたり、
笑顔で挨拶したりするのも「お接待」と言います。
![](/img/uz42837/FI1948185_3E.jpg)
以前、お遍路道で出会った、藤田さんというおばさんが
こんなこと、おっしゃられていました。
「お接待したら、このあたり(胸のあたりを手のひらで押さえて)が
とーっても、あったかくなるの〜!!!」
つまり、
「人のためにすることが、自分の幸福感につながる。」
ということなんです。
このたった一行のことを、ココロの底から理解し、
それをいつでもどこでも誰にでも出来るのは、
人間として、かなり修行を積まなければ出来ないと思います。
残念ながら、私はまだまだ、道、半ばです・・・(涙)。
もしもわたしが、先述のおじいさんの立場だったら、
前に歩いているお遍路さんを見つけた瞬間、
「なにか差し上げたい」と思っても、
脇にある自動販売機に目が行かず、そのまま素通りしてしまうか、
「私、急いでるねん、無理っ!」って
おもいっきりアクセルふかして、お遍路さんを抜かすか
どちらかです(ーー;)。
人間が感じる「幸福感」
(ああ、生きててよかった・幸せ!と思う心)とは、
自分だけ幸福になる言動よりも、
まず他人様が幸せになって、ビリヤードの『玉突き』のように
と同時に自分に幸せの振動が伝わる方が、
圧倒的に幸福感が増すように「出来ている」のではないか?
最近、そんなこと、思っています。
だから私は、お遍路道で、お接待して下さる
四国の方々を見るたびに、一人、反省し、
「私も、いつかは、自然にさらっとお接待できる人間になりたい」
と思う訳です。
ほんと、まだまだ、道、半ばです。。。(ーー;)。
<つづく>
![](/img/uz42837/FI1948185_4E.jpg)