「KSNプロジェクト」が動き出しました。

7月28日(木)、西宮に避難されている皆様と一緒に、貸切バス
に乗って三田市にある関西学院大学の千刈キャンプ場に行って
きました。この行事を企画したのは、関西学院大学災害復興制
度研究所と西宮市社会福祉協議会とNVNADの3者が協働で
企画しました。企画名は「Kこころ・Sすまいる・Nにしのみやプロ
ジェクト」です。頭文字をとってKSNプロジェクトと言います。K=
関西学院大学、S=社協、N=NVNADをそれぞれあらわしてい
ます。開催の目的は、東日本大震災により西宮市内に避難され
ている皆様同士、あるいは西宮の方々との交流を目的としてい
ます。今回が第1回目の交流イベントの実施となりました。今回参加された方々は5家族16名でした。

10時30分に千刈キャンプ場に到着し、午前中はザリガニ釣りに
挑戦しました。子どもよりお母さんたちが一生懸命に取り組んで
いた姿が印象的でした。昼はみんなでバーベキューを食べました。
参加した関西学院大学や大阪大学の学生ボランティアをはじめ、
その他スタッフが協力しながら、半分に切ったドラム缶の上に網を
のせ、その上に鉄板を置いてお肉やウィンナー、野菜などを焼きま
した。参加者はみんなとても喜んで食べて下さっていました。

バーベキューの後は、子どもたちは学生ボランティアの皆さんに
遊んでもらっている間に、お母さん方やスタッフと色々とお話をさ
せていただきました。西宮に避難して来られて、色々と困ってお
られている話なども聞くことができて、とても有意義な時間にな
ったと思います。そして、午後のプログラムは、手作りのピザと
バウムクーヘンづくりです。ピザの焼きあがりは最高にうまく出
来あがっていました。バウムクーヘンの方はちょっと焼きあがり
に時間がかかっていましたが、でもなかなかの出来あがりでした。子どもたちはホント大喜びでした。

あっという間に終了の16時になり、またバスに乗って西宮に向け
て出発しました。参加して下さった皆さんからは「とても楽しかった」
「知り合いが増えてうれしかった」という感想を聞くことができました。
今回の行事を振り返りながら、次なる交流イベント企画をKSNプロ
ジェクトの3者でまた検討していきたいと思っています。参加して下
さった皆様、本当にありがとうございました。また大変お世話になり
ました千刈キャンプ場の関係者の皆様にお礼申し上げます。