さくらびレポート172〜復興支援コンサート関連巨大タペストリー完成@ながのツながルプロジェクト

櫻ヶ岡中学校の中平です。今日午前10時から、長野市もんぜんぷら座地下ホールにおいて、ツル・プロジェクトのタペストリーを制作し、午後3時頃完成しました!!

タペストリーのサイズは10メートル×6メートルで、8月13日、ホクト文化ホールロビーに展示され、14日の復興支援コンサートの背景として使われます。

今日の制作は、櫻ヶ岡中学校美術部員21名と、地域の方々で協力して行いました。

初めて出会った人々が、タペストリーを作るという目的のために、会話を交わし、見通しを共有しながら制作していました。

それがまさに、想いを込めて作るということなんだと感じました。

中学生が、初めて出会った人とコミュニケーションが出来るのか?と言われるとかなり難しいですが、今日はより深いコミュニケーションができていたように思います。

例えば、知らない人と出会って困惑し、泣き出してしまう女子部員もいました。しかし、その後、その様子を見た地域の方が声をかけて下さり、笑顔で制作に取り組んでいました。

学校には自分の事を理解してくれる友だちや先生がいます。でも、今日の環境はそうではない人がほとんどです。

その環境の中で、出会い、笑顔をくれた見ず知らずの方々との触れあい。

生徒は一生忘れないでしょう。

このタペストリーの良いところは、全ての折り鶴が、並んでいるところです。1000羽ツルの場合、一つ一つのツルの顔を見ることはできませんが、このタペストリーは、全てのツルを見ることができます。追って下さった方々お一人お一人の顔が見えるようです。

13日以降、ホクト文化ホールのロビーで見ることができます。楽しみに待ちたいと思います。

美術部員のみなさん、本当にご苦労さまでした。そして、よくがんばりました。

ホクトの伊藤さん、もんぜぷら座の近藤さん、デザイナーの中沢さん、本当にありがとうございました。このような機会を与えて下さり感謝です。今後もよろしくお願いします。