櫻ヶ岡中学校の中平です。
昨日、美術部みこしを途中まで作ってみました。
「おみこしの中に入れる神様を作らないと!!」と思い立ち、「美術部の神様」を作りはじめました。生徒から出てきたアイデアではなく、顧問の私のアイデアです。
家庭科室で頂いたマネキンを基本に、美術室で出てくる落書きやアイデアスケッチなどのゴミをくっつけていく、つまり「美術室が汚くなればなるほど、喜ぶ神様」です。
私が美術室で作っていると、さっそく男子一年生部員が二名、参入してきました。やはり、男の子は、こういう作業が好きなんですね。
ひたすら、マネキンの土台の表面に、美術室で拾った紙くずの類を、ホットボンドや木工用ボンドで接着していくのです。単純な作業なので、勢いが出てくるとどんどん作業が進みます。
床もいい感じに散らかってきました。「どんどん散らかしていいよ」と私が言うと、男子生徒が別の教室のゴミ箱を持ってきて、大胆にも撒き散らしはじめました。
いい感じですねえ!!!さくらびアートプロジェクトの時を思い起こさせます。
土台に、紙類を接着し、時々一斉にカラースプレーで着色します。こうやって、イメージがどんどん重なり重層化していくのです。
私も一緒に制作しながら、「どんどん発想が湧いてくる」という経験をしました。これが楽しいんだなと思います。
「何かないかな?何かないかなあ」と盛んに男子生徒がいいながら、周りをきょろきょろしています。発想の刺激を求めて探索している姿。
まさに、さくらびアートプロジェクトの姿そのものですね。(今年は、さくらびはありません)
とりあえず今日の作業は終了。明日続きを行います。
片付けも確実に終了。充実した活動を行うと、片付けも完璧に行うものです。
明日が楽しみです。