今度は目黒川緑道から烏山川緑道の方へ行ってみましょう。
烏山川緑地沿いにも常盤湯があります。フィンランドサウナと記された玄関は明るく一見新しい感じです。浴場も内装は新しくなっていて、浴槽の背景も大胆な原色の塗り分けですが、湯気抜きのある構造は昔ながらです。脱衣場の二階に休憩スペースがありますが、これも以前の高い天井が活かされています。古い建物の構造を残してモダンに改装されたようです。浴室の入り口を挟んでサウナと水風呂がありますが、水風呂の方は北欧を連想する造りで、ちょっと入ってみたくなりました。
常盤湯 世田谷区三宿１−３０−２ 15:00〜25:30 月曜お休み（祝日は翌日休）田園都市線池尻大橋駅 徒歩10分
烏山川緑道の方はあまり川のイメージは残っていませんが、こちらも住民の方々が植物などの世話をされています。また、地元の小学生が描いた様々な絵のタイルがはめこまれています。ブロックごとに鳥、虫、友達などテーマが決まっているようで、楽しく歩くことができます。
三宿神社に隣接して「三宿の森緑地」があるのですが、場所が分かりにくく、常盤湯から道路を真北へ坂を登って行くと、左手に見つけることができると思います。法務省の研修施設が廃止になって森が無くなりそうだったのを、住民運動に応えて世田谷区が買い上げた緑地です。元々は大きな屋敷林だったそうです。
