福島の子 思いを訴え 外で遊びたい、きれいな空気すいたい

福島の小中学生が17日、原子力災害対策本部や文部科学省に
手紙37通を渡し思いを訴えた
「子どもの声を政府に届けたい」と
市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」が主催した

「政府は安全と言うけれど、今までの何十倍も(放射能を浴びる)
基準を上げるなんて、中学生でもおかしいと分かる
友達とバラバラになるのは耐えられない
皆で安全に避難できるよう考えて欲しい。
小5の時原発が見える丘でみんなでお弁当を食べた
そのときは東京の電力をつくっているとは知らなかった
原発はあってはいけないものだと分かった」(中2)

「わたしはふつうの子どもをうめますか?何才まで生きられますか?
いろんな人が危ないと言っているのに
なぜ福島市は避難にならないのですか?」(小5)

「震災の前は原子力発電所という言葉を聞いたこともなかった
今年生まれた赤ちゃんがガンになったらかわいそうだから
会社(東京電力)はちゃんと治してあげて」(小3)

Q「どうしてもっと早くやってくれなかったのですか?」(小5)
A「最大限やった」
Q[最大限ってなんですか?もっと早くやってと言っているのに]
Q「集団疎開はさせてくれるのですか?」
A「・・・・・・・・・」

「プールも入れないし、外でも遊べない。福島の事故で日本中が困っているのに
これ以上再開しない方はいい」(小5)

<風鈴オダマキが今年は咲きませんでした>