寅さんの「男はつらいよ」シリーズポスター展

映画ポスターでまちおこし第1弾
東日本大震災復興支援
寅さんの「男はつらいよ」シリーズポスター展

この度、あびこ映画倶楽部並びに我孫子市(商工観光課)では、昭和レトロ、懐かしの名作映画ポスター展の第1弾、山田洋次監督の傑作人情物、渥美清の「男はつらいよ」シリーズ全48作のポスター展を開催いたします。
山田洋次監督は9月13日で80歳を迎え、今年は監督デビュー50周年にあたることから、このシリーズを選びました。
この企画は、アビスタでの展示によって、我孫子駅前から公園坂通りのまち歩きと話題づくりを促し、市内の賑わいにつなげ、併せて、「喫茶ぷらっと」の集客にも協力するものです。また、東日本大震災復興支援として募金を受付け、我孫子市、我孫子市社会福祉協議会を通して、義援金として寄付します。
(写真1: 開会式での星野市長のあいさつ)

◆会場 アビスタ(我孫子市生涯学習センター)内「喫茶ぷらっと」
◆第1部 第1作〜第24作 9月10日〜19日
◆第2部 第25作〜第48作+特別編 9月23日〜10月2日
 各日 11:30〜16:00
 
9月12日(月)と26日(月)は休業、9月20日〜22日は作品入れ替えのためお休みです。
◆入場無料
◆主催 あびこ映画倶楽部 我孫子市
◆協力 NPO法人我孫子市手をつなぐ育成会

※喫茶「ぷらっと」:市内知的障害者の雇用及び体験・実習の場として、生涯学習センター利用者、手賀沼公園利用者等に軽食及び飲み物を有料で提供する施設で、NPO法人我孫子市手をつなぐ育成会が運営している。

我孫子の景観を育てる会の「景観を学ぶ」活動に、「景観散歩」があります。他の区市町村のまちなみ景観を見学し、その維持保全とボランティアガイドさんの活動を学ぼうというものです。
最近では、5月に東京都青梅市の青梅宿を訪れました。このまちは昭和レトロを題材にしたまちおこしで有名です。昭和レトロ商品博物館、昭和幻燈館、赤塚不二夫会館の3館がまちの中核になっています。そんな中でまちなみはというと、昭和レトロの懐かしい手描き映画看板が、まちのあちらこちらで観られるのです。駅の構内から始まって駅前広場には「誰がための鐘は鳴る」の大看板、各商店にはそのお店の雰囲気にマッチした映画看板が掲げられています。例えば金物屋「釜谷」さんに「石川五右衛門」の釜茹でのシーンの看板,履物店には「姿三四郎」が初恋の人の下駄の鼻緒をすげているシーン、自転車屋さんには「自転車泥棒」という風です。その日もウイークデーにも関わらず、まち歩きをしている観光客の姿が目立っ

ていました。こんな光景を目にして、予てから構想していた、「昭和レトロ懐かしの映画ポスターで我孫子のまちおこし」の実現に向けて意を強くしたのでした。 (会員:吉澤淳一)

(写真2: 会場「喫茶ぷらっと」でのポスター展示の光景)