1か月遅れで植えた木綿、花が咲き始めています。
派手さはないけれど、
クリーム色とエンジのコントラストが美しい、そんな花です。
子どもの頃母が見せてくれた綿の実を、
驚きをもって見た記憶があります。
自分の着ている服が植物から出来ているなんて、
考えたこともなかったからです。
その驚きをバトンタッチしたくて、一昨年、ボランティアさんから頂いた種を
自宅のプランターで育て、近所の子供たちに見せました。
綿は結構強いようで、たった1本の小さな綿の木でしたが、
放っておいても1２個ほどの綿が取れました。
博物館の綿ができたら、たくさんの子どもたちに見て、さわってほしいと思います。
数本の苗がどのような活動に結び付いていくのか、楽しみです。
冬には昨年度に続き、ボランティア企画の河内木綿に関する展示を予定しています。
（博物館の木綿は、大型バス駐車場から館へ伸びるスロープ入り口の植え込みで
栽培しています。ご来館の際はぜひご覧ください。）
いしとも
