ほっとコンサート 9月のメロディー

(%晴れ%)(%星%)(%紫点%)
本日のほっとコンサートは、期せずして、ニューヨークテロ9・11から10年目、そして日本では東日本大震災から約半年となる9月11日の開催となりました。
ほっとコンサートVol.20の今日、運命的なものを感じたのは私たちだけではないと思います。

まずは事務局長の挨拶のあと皆さんと黙とうをしました。
まだまだ、避難所で暮らしている方も多いとききます。
皆さんが一日も早く、普通の生活に戻れますようお祈りしています。

1部は、センターでいつも練習をされている「朗読サークルゆう」さんの朗読を聞いてもらいました。
「朗読サークルゆう」は2006年に発足したグループで、現在7名が2ヶ月に1度、元アナウンサーの方の指導を受けて勉強しながら、個々にボランティア活動や、年に1度の発表会を開いているそうです。内容は文学的なもの、詩、物語、方言をうまく使った昔話など・・・メンバーの個性的な持ち味をいかしながら今回は

*上を向いて歩こう *見上げてごらん夜の星を *折づる *あかんぼがいる *明日
*生きる

個性あふれた朗読をしていただき、ほのぼのとした空間となりました。

(%赤点%)(%ニコ女%)
2部は、9月4日に朝日新聞で紹介された山田紗耶加さん率いる The Sound Treeさんの演奏でした。

 The Sound Treeさんは、音楽を通して、「いのちの尊さと、世界中のこどもたちが笑顔で暮らすことができるよう、平和で戦争のない世界の呼びかけをしよう。」という仲間が集い、いろいろなところで演奏されています。

今回は、戦争や震災を乗り越え、人から人へと受け継がれてきた75年前の手作りピアノを、ご自宅から運んで来られました。
それは、大切に扱われていたのか、75年前のピアノとは思えないくらい、とてもきれいなピアノでした。

(%ハート%)(%男マーク%)(%女マーク%)
このピアノの中から婚約指輪らしきものがでてきたそうです。山田さんは、その指輪を持ち主に返してあげたいとおっしゃっていました。その指輪には『Keep For Loveing』と書いてあったそうです。(%ハート%)

(%赤点%)(%緑点%)(%笑う女%)出演者と曲目

歌/宇都朋子 ヴァイオリン/川村弥生 ピアノ/山田紗耶加 ベース/いのしし 司会/内林裕子

(%王冠%)(%音符2%)(%涙%)
1.「シェルブールの雨傘」 2.「愛の挨拶」 3.「涙そうそう」 4.「月の砂漠」
5.「歌の翼に」 6.「上を向いて歩こう」 7.「オー・シャンゼリゼ」
8.「トイレの神様」 9.「ふるさとに愛を希望を」 10.「ふるさと」

今回は、ほっとコンサートではなかなか聞けないバイオリン・ピアノ曲をお願いしました。障がいをもった方も、お元気な方も気軽に来ることができて、身近で音楽を楽しみながら、新しい出会いが生まれ、楽しいひとときを過ごしてもらうのがほっとコンサートです。

「こんなところに市民活動センターがあったの?いつも通るけど知らなかった。初めて入ったわ。」と音につられて入ってくれた方もあります。まだまだ、市民活動センターをご存じない方、ぜひ一度センターに来て何かを発見してください。

今年度から協力金【ドネーション】を皆様にお願いしています。
お陰様で今回の協力金は13900円でした。このうち半分は災害ボランティア・NPO活動サポート募金への寄付とし、残り半分をほっとコンサート運営協力金への寄付とさせていただきました。

出演者の皆様、サポーターの皆様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
(%ニコ男%)(%ニコ女%)(%星%)(%青点%)