新宿紀伊国屋サザンシアターで上演されている「キネマの天地」(井上ひさし脚本)を渋谷に住む友人のSさんと一緒に観てきました。
休憩時間に、ロビーを歩いてみたら、井上さんの著書が20点ほど販売されていました。
その中でも私の目を引いたのは、、『ふかいことをおもしろく』というタイトルのハードカバーでした。タイトルの上に「創作の原点」と書かれています。
ユーモアの大切さについて彼はどう考えていたのだろうと思って、この本をさっそく購入しました。
88ページから印象ぶかい一文を引用しますね。
「笑いとは、人間が作るしかないもの
それは、一人ではできない
人と関わって、お互いに共有しないと
意味がないものでもある」
さらに彼はこう言っています。
「人間のできる最大の仕事は、人が行く悲しい運命を忘れさせるような、
その瞬間だけでも抵抗出来るようないい笑いをみんなで作りあって行くことだと思います。」
9月11日を迎えて、同時多発テロから10年、東日本大震災から半年という時間が流れました。
起こった出来事の重さを感じながら、だからこそ、これからは皆が持っているものを互いに分かち合いながら、明るく軽やかに生きて行く強さが必要とされる時代になってゆくのだろうと感じます。
「ふかいことをおもしろく」捉える心の強さと柔らかさを目指して、私も自分を育てながら人と共に生きてゆきたい。そんな風にと改めて考えさせられた日曜日でした。
Sさん、今日は誘ってくださってありがとうございました!!
楽しいひと時に感謝しています!!
あなたにとって、どんな週末だったでしょう?
明日からの新しい1週間も、きっと素晴らしい毎日となりますね☆(*^_^*)☆
ではお休みなさい。
☆(*^_^*)☆