☆(*^_^*)☆本当の成功者とは?〜スティーブの生き方に想いをよせて〜

良い話を聞きました。

☆アルビレオ☆は、ある時期から「失敗」という言葉を使わなくなりました。歌詞を間違えたとか、出だしがずれたとか、MCが長すぎたとか。活動を始めた頃は、そういうことにとてもこだわって、ああすればよかった、こうすればよかったと後ろ向きなことばかり、特に、ボーカルれいこはぐちぐちと「反省」というよりは後悔をすることが多かったのです。実は。

そして「失敗した〜」というのも口癖でした。

でも、いつからか、「失敗」という二文字を口にしないようにしたのです。ようやく、すべての経験が、学びだと気づいたからです。だから、計画通りいかなかったことも、上手くいったことも、すべて何かを学ぶための材料と考えて、「今日もよかったね」で次につなげていました。

そして最近になって、考え始めたことが「失敗の反対の成功って、どういうことを指すの?」ということでした。

そこで色んな本を読んでみたり色々な人の話を聞いてみました。

だんだんわかってきたこと、それは、仕事の上の成功も、人生の成功も、ステージでの成功も、そこにはすべてに共通する条件があるということです。そしてその条件が満たされた時、ほんとうに「成功した」と言えると分かってきました。

それは、人が喜んでくれたかどうか。その一点に尽きるのではないでしょうか。

人の目を気にするとか、人を基準にするとか、人に合わせるとか、そんなことではなく、

あくまで、自分の中にある衝動や直感を大切にしながら、一生懸命取り組む。そのプロセスや結果が、誰かの幸せや喜びにつながったかどうか。それが、成功のバロメーターになるのだと思うようになってきました。

自分が他の人に対して「ありがとう」と言ったり、小さなことにも喜びを見出すのは、結構簡単なんです。自分が心がけたり習慣にしていけばよいだけなので、努力はいりますが、それはある意味、行動力さえあれば、確実にできることなんです。

でも、他の人に「ありがとう」と喜んでもらうには、努力や思いやりや工夫や根気や強い意志や情熱などすべてを含めた、不屈の精神が求められるのです。

先日56歳で亡くなったスティーブ・ジョブズも、そんな不屈の精神を持った人でした。彼のストーリーに関心を持ったのは、今から20年以上も前のことです。ある時期深く調べたりもしましたが、でも長い間ずっと彼のことは忘れていました。

この度の訃報に接して、彼は彼らしく最後まで情熱をもって生き抜いたのだなあと改めて敬意を新たにしています。

沢山の人に喜んでもらえる生き方の出来た人として、きっと彼はいつまでも世界の人々の心を励ます存在として生き続けることでしょう。

スティーブのように世界的に名をはせることはなくても、彼のように、人間的なもの、人間のありのままの姿や心が求めるものを大切にしたいと自分の道をコツコツと歩んでいる人々が、私の隣にも、地域にも、日本にも世界にも、大勢います。

個人でも、組織でも、国家でも、どれだけ多くの人の事を考えて、どれだけ深く考えて、どれだけ勇気をもって自分の本心に従って行動したか。その結果は、必ず誰かの幸せに役立つのだ。そしてそれが、本当の「成功者」なのだ。

そんな風に今、思っています。

成功するために生きるのではなく、一生懸命自分に正直に生きるから、それが誰かの幸せや喜びや笑顔に変換される。

生まれた限りは生きること。できれば一生懸命情熱をもって生きること。それだけでいいんですね。

それでいいんですね。☆(*^_^*)☆

☆アルビレオ☆も、一生懸命演奏して、一瞬でも温かな輝きを、聴いてくださるみなさんとシェアできたらそれが何よりの幸せであり、喜びであり、それが☆アルビレオ☆の「成功」です。

焦らず、おごらず、自分らしいやり方で、感謝して進みます。

今日もいい日ですね☆(*^_^*)☆

スティーブの冥福を祈って☆(*^_^*)☆