千葉県松戸市の市立馬橋北小学校にて、地域安全マップの作成講習会が開催されました。今回は、午前中に大人の方々(東京海上日動の代理店の方々や社員の方々)の指導員養成を行い、午後に早速その方々が子どもに指導するという流れ。私たちは、指導員養成はもちろん、午後もサポート役を務めました。かなり限られた時間の中で盛りだくさんな内容(小宮教授いわく、一度にあんぱんとクリームパンを食べているような感じ)だったので、どこまで伝えられるかが鍵となりました。このように、指導員養成とその方々の指導実践を同日に行うという方法は今回が初めてでした。色々と反省点もありますが、徐々に改良していって、もっともっと良い内容にしていきたいです。
尚、時間の都合で本来のマップではなく簡易版のものに仕上がっています。重要なコメント部分は参加した子どもがじっくりと書いたものです。
【A班】
通常の町歩きの半分ほどの時間しかなかったのですが、写真を11枚も撮っています!これは凄い。頑張って調査した証ですね。他の班とは違う場所を回りましたが、公園や駐車場、道路などポイントをしっかりと押さえた一枚に仕上がっています。
【B班】
午前の部では実際に大人の方々に子どもの背の高さくらいにしゃがんでもらったりと、子ども目線なってみるということを実践しました。午後はその大人の方々の指導が素晴らしく、コメントも自分の言葉でしっかりと書けました。
【C班】
全てではないですが、コメントのいくつかには「こういう場所には注意しましょう」や「こういう場所で道を聞かれたら教えちゃダメ」など、具体的な注意喚起までも盛り込まれています。しっかりと調査できました。
【D班】
コメントを書く際に、キーワードの部分を色分けして分かりやすくするなどの工夫が見られます。「入りやすい」「見えにくい」という危険のキーワードをしっかりと理解している様子がこのマップから伝わってきますね。