厚生労働省は4日、認可保育所に申し込みながら満員で入所できない「待機児童」が、2011年4月1日時点で前年比719人減の2万5556人だったと発表した。
待機児童数の減少は4年ぶり。同省は「各自治体で保育所の整備を進めた成果が表れた。ただ、依然として2万人を超える高水準が続いており、国と自治体が協力して対策に力を入れたい」(保育課)としている。
都道府県別に見ると、東京(7855人)、神奈川(3095人)、沖縄(2295人)の順に多かった。保育所数は前年比317カ所増の2万3385施設。定員は4万6503人増の220万4393人で、民主党政権が目標とする毎年5万人増には届かなかった。 http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201110040066.html
◆保育所関連状況取りまとめ(平成23年4月1日)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001q77g.html