ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)設立フォーラム

 認定NPO法人「まちぽっと」は、日本初の社会変革型市民ファンド「ソーシャル・ジャスティス基金」(みんなをより良くするプロジェクト)を2011年11月19日に設立します。その設立フォーラムの案内です。

● 日 時: 11月19日(土) 13:30〜17:00
● 場 所: 芝浦工業大学 芝浦キャンパス801教室
 山手・京浜東北線「田町駅」3分、都営地下鉄「三田駅」5分
 http://www.shibaura-it.ac.jp/about/pdf/access_shibaura.pdf

ソーシャル・ジャスティス基金
 3.11以降、私たちは改めて知ることとなりました。
 「この国の仕組みは、市民のためにできていなかったのではないか?」
 「ソーシャル・ジャスティス基金」は、 将来への不安が拡大し、しかし希望ある未来を創る方法がいまだ見出されていない時代の、市民自身による解決となる目指しています。
 私たちは、
 ①社会の仕組みを変える社会提案型の団体への資金提供
 ②税優遇メリットを活かした資産再分配の新しい仕組みつくり
 ③未来をともに創っていくための社会対話と市民意見の場つくり
 の3つの事業を行います。

設立を記念して
 「ソーシャル・ジャスティス基金設立フォーラム」を開催いたします。フォーラムに参加して、自分たちの手で未来を創っていくその第一歩としてみませんか。

★お申込みはこちらから。
 http://socialjustice.jp/201111.html
 *混雑が予想されます。お早目にお申し込み下さい。
 *イベント後には懇親会を予定しています。

●プログラム
◆13:30 社会を変える「ソーシャル・ジャスティス基金」
 上村英明
 SJF運営委員長。1982年にNGO「市民外交センター」を設立、アイヌ民族や琉球・沖人の人権問題を中心に、アジアの先住民族問題に取り組む。また、国連の人権会議への参加をはじめ、国連改革や生物多様性条約COP10などへの市民社会としての貢献等、広い視野から人権と平和の活動、市民の国際交流を実践している
◆13:50 第1部 基調講演「アメリカにおける社会変革と市民ファンド」
 メリッサ・ブラッドリー
 タイズ財団CEO。以前は経済的に有益かつ持続的な人材、ビジネス、コミュニティをつくりだすための、人的・金融・社会資本を活用するNew Capitalistを設立し、マネー
ジングディレクターを務める。
 アメリカで唯一、刑事司法における権利回復を専門とする代理人組織Reentry Strategies Instituteの創始者。また、The Entrepreneurial Development InstituteならびにPositive Impactの設立者でもある。
*タイズ財団とは・・・
 アメリカの代表的社会変革財団。2010年には1億4800万ドルの助成を行う。一般的な公益的NPO助成ではなく、positive social changeという明確な目的を持って助成を行っていることが特徴。 http://www.tides.org/
◆15:30 第2部 パネルディスカッション
 「ソーシャル・ジャスティス基金 とこれからの市民社会の可能性」
 松原明(シーズ・市民活動を支える制度をつくる会)
 藤井良広(上智大学大学院教授)
 メリッサ・ブラッドリー(タイズ財団CEO)
 黒田かをり(CSOネットワーク、SJF)
 上村英明(恵泉女学園大学教授、市民外交センター代表、SJF)

社会改革を支援 市民基金設立−朝日新聞が報道
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000001110310002