【稲むらの火】 民生委員研修会

11月4日(金) (%くもり%)

東成区民生委員・児童委員協議会は東日本大震災
を受けて、和歌山県有田郡広川町の「稲むらの火
の館」へ研修に行きました。
ここは濱口悟陵記念館と津波防災教育センターが
併設されており、館長さんより安政元年(1854)の

大地震にともなう大津波の時、悟陵は逃げ遅れた
村人を救う為、稲むら(ススキ)に火を放ち、
高台に誘導して津波から救った話を史実にもと
ずいて話されました。
津波から3ヶ月後には600㍍の広村堤防を私財
を持って着工し、村人を雇用することによって、
荒廃した村からの離散を防ぎました。
この堤防は戦後の南海地震の津波に役立ったという事です。この話は今後の津波防災及び復興に貴重なる教訓でした。

今も広川町では津波防災に力を入れておられ、
右の写真は地震計が内蔵してあり、震度5以上
の地震が起これば、自動的に音声が出て、
津波が来るから高台に避難するようにと呼びかけます。
太陽電池・風力発電機でバッテリーに充電してあるので
停電でも大丈夫です。
我々の町でも大いに参考にすべきです。

(%エンピツ%) よしむら