☆(*^_^*)☆初めてのベッドサイド&アカペラコンサート

今日は記念すべき日となりました。

ボーカルれいこにとって念願だった、ベッドサイドコンサートが実現したからです。

島田療育センターさんでたった一人でボランティアを始めたのが、2001年の4月ごろでしたから、ちょうど10年が過ぎます。

2001年の初心者の頃は、一人で紙芝居とギターを持って、比較的活動的な方々の病棟にお邪魔していました。挨拶をして、紙芝居を読んで、それから弾き語りをするという、ドキドキの手探り状態での音楽活動でした。

その後、5人のメンバーによるフォークバンド「メロディーフォー」のボーカルとして、何度か病棟内のコンサートを担当させていただいたりした時代もありました。

2005年からは、フォークソングデュオ☆アルビレオ☆を結成して、ベッドで過ごす方の多い病棟で何度かコンサートをさせていただくようになり、文化祭のオープニングコンサートで演奏できるようになって3年になります。

こうして振り返ってみると、いかに沢山の方のご理解とご協力に支えられた音楽活動だったか、感謝の気持ちで胸がいっぱいになります。

今日は、3時のおやつが終わった後の4時までの1時間、病棟にお邪魔しました。

何冊か歌の本を持っていったのですが、ボーカルれいこは、緊張してしまって、最初は何を歌って差し上げたらいいか思い浮かばず、曲決めに時間がかかってしまいました。

それでも、やはり1対1でお話をし、一人の方のために歌うわけですから、本は必要なかったかというのが一つ目の反省です。9人の方に別々の歌を届けたのですが、その何曲かは、歌詞を見ながら歌ってしまいました。

でも、歌詞を見ながら歌うのは、紙を見ながら会話するようなものと同じで、やはり気持が入りにくく、伝わりかたも表面的になってしまうのですね。

たとえ5分でも、いや、5分だからこそ、せっかくの時間の心の交流を密度の濃い、最高に温かな穏やかなものにするのが、私の責任だと改めて感じます。

どんな曲でもかまわないから、自分の心から歌える曲を、その方のことだけを考えて一生懸命歌う。そういう集中が大切なのだと学びました。

今日歌った曲は「翼をください」「ある日突然」「おかあさん」「ななつの子」「ゆうやけこやけ」「思い出のアルバム」「四季の歌」「この広い野原いっぱい」「あの素晴らしい愛をもう一度」などです。

できるだけ目をみて、握手したり肩に触れさせていただきながら歌いました。

心に温かなものが流れてきたように感じているうちに、感激の1時間は瞬く間に過ぎました。

今日のベッドサイドコンサートの成功を祈ってくださった、あなたに、心から

ありがとうございました!!

島田の皆さん、ありがとうございました!!

また明日から、歌詞を見ないで歌える曲を増やして行きたいと思います。

では、おやすみなさい☆(*^_^*)☆

感謝をこめて☆☆(*^_^*)☆☆