ソーシャル インクルージョンと「非営利・市民事業」−市民政策フォーラム開催のご案内

 民主党政権において「一人とりを包摂する社会」特命チームが政府に設置され、検討が重ねられ緊急政策提言や基本的考え方を示し、具体的な事業等が展開されつつあります。この間の取組みから、様々な原因や抱えている課題などの共通事項や個別事項などを整理するために開催されるフォーラムです。

□テーマ : ソーシャル インクルージョンと「非営利・市民事業」
 −「一人ひとりを包摂する社会」特命チームの取組みから見えてきたもの−
□日時:2011年11月21日(月)17:00〜18:30
□会場:衆議院第1議員会館 国際会議室(千代田区永田町2-2-1)
 Map http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm
□主旨
 近年、地域や職場、家庭での「つながり」が薄れ、「孤立化」、「無縁社会」、「孤族」などといった新たな社会的リスクが生じ、さらには現在または将来への不安を抱える人々も少なくありません。その課題解決のためには、“何らかの支援が必要な人々を社会の一員として包み支え合う「ソーシャル インクルージョン(社会的包摂)」”の理念をもとにした政策の必要性が指摘されています。すでに現場では市民活動団体や自治体による様々な取組みがなされ、民主党政権においても「一人ひとりを包摂する社会」特命チームを政府に設置し、検討が重ねられ緊急政策提言や基本的考え方を示し、具体的な事業等が展開されつつあります。
 また、3月11日に発生した東日本大震災により多くの被災者が生活基盤を奪われ、社会的リスクが大きく高まっているのが現状です。この被災地でも、市民活動団体や自治体をはじめ多くの支援者が課題解決に向けて取組まれ、復興に向けた動きが進みつつあります。
 このような経過のもと、被災地はもとより他の地域も含めた「新しい社会づくり」の形成を求める声が各方面から出されており、そのためには様々な原因や抱えている課題などの共通事項や個別事項などを整理し、その解決に向けた政策化とその実現に向けての取組みが必要です。そこで、セーフティネットの強化を含めたソーシャルインクルージョンの理念と政策を推進するための取組みを進めたいと思います。
 その取組みの一環として、前官房副長官を務められた福山哲郎参議院議員にお越しいただき、座長として取組まれた「一人ひとりを包摂する社会」特命チームについてのおはなしいただき、後半ではディスカッションを行い、この間の取組みから様々な原因や抱えている課題などの共通事項や個別事項などを整理するため本フォーラムを開催します。

□プログラム
○講演:「一人ひとりを包摂する社会」特命チームによる取組みから
 福山哲郎さん(参議院議員/前内閣官房副長官)
○ディスカッション
 パネラー(依頼中含む)
 福山 哲郎さん(参議院議員/前内閣官房副長官)
 湯浅 誠さん(内閣府参与/自立生活サポートセンターもやい事務局長)
 自立支援センターふるさとの会
 コーディネーター:坪郷 實さん(早稲田大学社会科学総合学術院教授)
□参加費:無料
□定員:100名
□主催:市民セクター政策機構、市民がつくる政策調査会
□参加申込:お名前、所属、ご連絡先を、電子メール(shimin@c-poli.org)もしくはFAX(03−5226−8845)でお送りください。