都電たちのお住まい、荒川車庫と神田湯

昨日、鉄道ジャーナリストの史絵.さんが出演されるLRTのシンポジウムが静岡でありましたので、いってきました。LRTが本当に実現したらうれしいです。シンポジウム自体も楽しかったです。史絵.さん、他の出演者の皆さん、ありがとうございました。

LRTシンポジウムを記念して、今回は都電荒川線の話題です。といって荒川線沿線には銭湯が多いので、荒川線ばっかりという感じもしないでもありませんが・・・でも銭湯ファンには荒川線は頼もしい存在です。

荒川車庫は都電の線路の北側にあるので、早稲田から三ノ輪へ向かう電車が入庫、出庫することが多いようです。車庫には出庫準備が整った電車が入口に顔をそろえ、奥では戻ってきた電車の整備が始まっています。古い都電が保存されていて、入口あたりの広場に7505号と5501号、車庫内には6086号がいます。

いま都営交通100年記念の装飾電車が日曜日を中心に走っています。訪れた日は装飾電車の出庫時刻に合わせて、6086号も職員手作りの装飾でお見送りに出てきました。残念ながら走ることはできないようで、トラバーサーで移動してきた6086号を職員の方が手で押して庫内の線路へ出していました。ご苦労様!

神田湯は荒川車庫のすぐお隣にあります。煙突が車庫側に面していて、玄関は一筋西側、二階がアパートになったビルの銭湯です。
大きなビルの一階を占めているので、ビルの銭湯としては広い感じです。浴槽の背景は湖とヨットのモザイクタイルで、女湯の方には富士山もあるようでした。まめで元気なおかみさんががんばっておられます。

神田湯 荒川区西尾久8−38−3 15:00〜24:30 第2、4金曜お休み 都電荒川車庫前すぐ