バリ島でアジアの“上昇気流”を感じる旅 その2

「せっかくバリに来たんやから」

と、あっちこっち回りまくって、買いまくる、遊びまくるもの

いいかなとも思いますが(特に若い時は・・・

って、私、まだ一応若いんですけどっ・笑)、

あえて「なにもしない」「のんびりして時間を贅沢に使う」のも

観光の一つのスタイルのような気がしています。

半年くらい前からずっと「読みたい」と思ってたんやけど、

なかなか読む時間がなかった、分厚い本を一冊、

日本から持って来ていまして、

そんなゆったりとした“バリ時間”の中で

既にもう3分の2を読破して、なんだか気分は最高です^^☆

きっと、こんなちょっと非日常的で、

特殊な“バリ時間”を味わいたいがために、

世界各国から多くの人が集まって

来るんやろーなーって感じました。

ぼーっとしている、私のような観光客とは裏腹に、

バリの地元の人たちは、車にバイクに猛スピードで

クラクション鳴らしまくってぶっ飛ばしたり、

せっせと道路を整備し、建物を作っておられています。

一方で、お店にお客さんが来ずに、お店の前に、どかっと座ったり、

ワイワイおしゃべりしている店主さんもたくさんいます。

急ぎたい時には急いで、ぼけーとしたい時にはぼけーっとして、

しゃべりたい時にはしゃべって・・・

バリの人たちは、なんともまー、めちゃくちゃ『自然体』です。

「ありのまま」

って感じです。また・・・

「ケセラセラ」(なるようになる)という、

のんびりしつつ、どーんってシッカリ構えている感じです。

一方、神様・仏様に対する信仰心はとても厚く

生活と密着(一体化)している感じです。

大自然に対する感謝も決して忘れておらず、

つねに自然の流れに沿った、生活をされておられます。

<つづく>