バリ島でアジアの“上昇気流”を感じる旅 その3

先週行った、スイスの人たちに対しても感じましたが、

バリの人たちも・・・

「人生にとって、何が一番重要か?」

「人生では何か必要か?」

「人生の目的とは?」

これらに対して、ぶれてないように感じました。

一方、今の日本人の傾向として・・・、

仕事(お金を得ること)に“ヘンに”没頭する余り、

自身の健康を失ったり、最も大切な人・家族との絆が薄くなったり、

本当にやりたいことが出来なくてストレス感じたり・・・

そんなこと、しまくってて、

それで「生活・人生の赤信号」として

自分自身や身の回りの大切な人が病気になったり、

お金に困ったり、人間関係がこじれたり・・・とまあ、

どんどん人生が泥沼化しています。

人生がよりよく・幸せなる為には

『お金』は非常に重要な『モノ』であり、

幸せなるための『手段』であります。

しかし、その『モノ』を得たいがために、必死になっている余り、

幸せになるための『手段』だったお金が

いつのまにか『目的』(「お金を得ること=幸せ」)に

すり替わってしまい、結果、上記のような不幸が

どんどん襲ってきてしまっています。

私たち日本人は、つまり、『お金の奴隷』になっている訳です。

人間はお金を“道具の一つ”として、人間が操作すべきものやのに、

お金にふりまわされ、一喜一憂し、酷使されている訳です。

なんとも『不自然』ですよね。。。

日本人は、こんな時、だからこそ、

明治維新の時に、一万円札でおなじみの

福澤諭吉氏がおっしゃったように、

「見聞を広く海外(他の人・場所・環境など)に求め」

ていかなければなりません。

日本人にはない(もしくは忘れてしまっている)

大切な“もの”が、外国にはたくさんあります。

一方、私はいつも外国に行く度に思うことがあります。

それは・・・

「日本人でよかった!」

・・・ということです。

スイスに行った時なんて、日本のパスポートを持っていれば、

何の問題もなく、空港の審査はすっと通ります。

どころがどっこい、中国や東南アジアなどの発展途上国のものでは

そんなすっと行きません。完全に疑って見ています。

また、スイスは世界一物価が高い勢いでしたが、

他の国に行きますと、日本よりも物価が安く、

ついいろいろと買ってしまいたくなります(笑)。

最強の円高がこんなありがたい現象を

引き起こしてくれています。

(ただ、輸出に関係する町工場の方々には最悪の状態ですが・涙)

ここインドネシアでも、走っている車の殆どが日本車です。

(何故かスズキの自動車が圧倒的に多い)

家電製品も、精密機械も日本製が多いです。

日本人として、大変誇らしく、とても嬉しい事実です。

日本企業が、世界の人たちの便利な生活を支えているという

まぎれもない事実なのですから。。。

日本の大先輩が築いて来られたこの『信頼』を崩さないよう・・・いや、

もっと向上させるべく、更によりよい日本人として

生きなければならない・・・って、改めて感じます。

ほんと、気が引き締まります。

<つづく>