2011年・年末に、あえて私たち『日本人』の良さについて考える 「エルトゥールル号」の史実

先日、奈良の倫理法人会の先輩に、

右の竹田恒泰さんの著書本

『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』を読み

今まで、なんとなーく

「日本という国って、一般的にダメ国家だと思ってたけど、

実はめっちゃえー国なんちゃうん?」や

「日本人って、めっちゃアホな民族かと思ってたけど、

実はめちゃくちゃ、えー人たちなんちゃうん?」って

思っていたんですが、

「やっぱり、日本って、日本人って、めっちゃ素晴らしいねんや〜(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)」

・・・という、“事実”が分かり、

めちゃくちゃスッキリ☆させて頂きました(%ニコ女%)(%星%)

ってことで、早速、先日・12月9日に

「竹田研究会」という、定期的に全国数箇所で開催されている

(会員数は、もうすぐ4000人になるそうです・驚☆)に行き、

竹田さんの日頃の研究発表&事実を教えて頂きました(%ニコ女%)(%音符1%)

竹田さんのお話は、先日バリ島で会ってきた

日本人大富豪の「アニキ」と一緒で、

一般のマスコミには絶対に流れない・・・真実やねんけど、

それを大々的に知られてしまうと、既得権益者が一気に破滅に

追いやられてしまうので、コッソリしか流せない情報ばかりでした。。。

竹田さんって、今話題の、大阪市長・橋下徹さんばりに

SPが必要な、命狙われそうな、アブナイお方のような感じです(笑)。

だけど、命狙われてアブナイ方々が、こうやって暗殺されずに

真実を伝えることを全う出来ているのは、

「真実・事実(=正義を持った人間)が世の中を動かして行く」という

至極当たり前の時代に、ようやくこの日本・世界に入ったという

証拠なんでしょうね(%ニコ女%)(%音符1%)

竹田氏の著書

『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』にも

バッチリ☆掲載されている、日本のある史実がある場所に

12月11日〜12日と行って来ましたぁ〜(%笑う女%)(%車%)

それは、和歌山県の本州最南端の串本町にある「トルコ記念館」です。

・・・1890(明治23年)年9月16日夜。

オスマン帝国・トルコ皇帝の命によって、日本(明治)政府との

親善を図るためにやって来たトルコの軍艦「エルトゥールル号」が、

トルコに帰る途中、串本町沖で台風による暴風雨に遭い、

串本町にある大島沖で遭難・沈没。500名以上が犠牲になりました。

生き残った遭難者は夜、大島にあった樫野灯台(今も現存)を

目がけて泳ぎ、陸にたどり着き、崖をよじ登って

灯台にいた職員たちに助けを求めてきました。

夜中にイキナリやってきた、異国人にビックリ仰天しつつも、

「これは何とかせねば!」と村人総出で献身的な救助活動を展開。

しかしながら、明治23年とはいえ、まだまだ貧困な村でしたので、

潤沢な食べるもの・着るものがなく、村人が日頃食べるもの・着るものまでも

生き残った遭難者に差し出しました。

その甲斐あってか、69名の遭難者が助かりました。

その69名は、明治政府(明治天皇)の配慮により、

神戸の病院に転移し、本格的な医療を受け、そして

日本の軍艦2隻で(1隻だと途中で故障し、帰れなくなくなる可能性があるため)

トルコまで69名を送り届けたという歴史的史実です。

このような対応をされたトルコ皇帝をはじめ、

トルコの人たちは、

「日本人って、なんて紳士的で素晴らしいねんやろ!」って思い、

今でもトルコの教科書にこの史実が掲載され続けているということで、

トルコ人の間では、この史実は有名なんだそうです。

当時のトルコは(ま、昔からそうだったかと思いますが)

巨大帝国であるロシア帝国などに、脅かされていて、

同じようにおびやかされていた日本だったからこそ

親善という名目で日本にやって来たようでした。

その後日本は、1904年(明治37年)2月8日 〜 1905年(明治38年)9月5日の

日露戦争で、そのロシア帝国に勝ち、

ますます「日本ってすごい、日本人ってすごい!」となった訳です。

更に、第二次世界大戦で最後、こっぱみじんに

敗戦しまくった日本ですが、そんな日本が世界有数の

経済大国までになった!ということをトルコの人たちは

今でもあこがれと尊敬の念で見ているんだそうです。

この「エルトゥールル号」の史実は、

串本町・大島以外の人たちには殆ど知られず現代まで来ました。

(多くの人に知られなかった理由は、カンタンで、

大島の人たちが、まわりの人たちに伝えなかったからです。

「人として当たり前のことをしたまで。」

だから、あえて言いふらすことがなかったのです。

エルトゥールル号救出の史実を含め、

自分がしたよい行いを表に出さないというのが

「惻隠の情」(そくいんのじょう)のようです)

が、1985年(昭和60年)のイラン・イラク戦争の時に

多くの日本人が知ることになります。

当時、イラクのフセイン大統領は、

「今から48時間経った後から、イラン上空を飛ぶ航空機は全て無差別攻撃を行う!」

という宣言をしました。

イランに滞在していた日本人は「こりゃーまずい!」と

日本政府に早急に飛行機を出してもらうように要請する訳ですが、

日本政府も日本航空も自衛隊も、答えは「×」。

(この理由は長くなるので割愛)

そんな絶望の中、私たち日本人の仲間のために動いてくれたのが

トルコ政府でした。

自国民に対しては「(陸続きなので)自力で本国まで帰還してください」と呼びかけ、

日本人215人のために救出用の飛行機を二機、飛ばして下さり、

全員無事、国外退去出来たという歴史的史実があります。

当時のトルコのビルレル駐在大使は

「トルコ人なら誰でもが、エルトゥールル号の遭難の際に受けた恩義を知っています。

ご恩返しをさせていただきましょうとも!」とおっしゃられたそうで、

その言葉によって、多くの日本人は、エルトゥールル号の史実を知った訳です。

今年11月14日には、串本町長の田嶋勝正さんの講演を

和歌山県倫理法人会の方々が企画して下さったので、

行かせて頂きましたが、串本町とトルコとの親善は今でも

地味ですが、太く長く続いているとのことで、

エルトゥールル号の慰霊祭も5年に一回、開催されているとのことです。

このエルトゥールル号の史実は、

ようやく日本の教科書にも掲載されるとのことです。

やっと、日本の精神的レベルも、ここまで上がってきました。

冒頭の竹田さんがおっしゃるには、

今の日本が精神的にダメになったのは、

「ダメになった」のではなくって、

「ダメにさせられた」

が正しいようです。

誰にダメにさせられたのか?

それは間違いなく、第二次世界大戦の戦勝国です。

二度と自分たちに歯向かって来ないように・・・

戦争で私たち日本人を殺しまくってぶっ潰すよりも、

日本人の精神を骨抜きにすれば・・・つまり、じわりじわりと

真綿で首を絞めるように、じっくりと殺していけば、

分からないように抹殺できる訳です。

その抹殺方法が、日本の教育によって行われている・・・

今も行われ続けている訳です。

一見、日本人で、日本のためと生きている人間も

そのような考えを持つ『悪魔の手先』・・・。

そんな人たちも、日本の教育現場にも、日本のマスコミ業界にも、

そして霞ヶ関に放たれている訳です。

私は、そんな悪魔や、悪魔に魂売った連中(手先)を

『ハゲタカ』と呼んでいます。

このままでは、これからの日本は、更に悪くなって

絶対に良くならないです。

これは竹田さんも、バリ島のアニキもそう言っています。

(私たち凡人が知る由もない、

確固たる情報をキャッチしているからそう断言されるのです)

依存(ヒトのふんどしですもうを取る)・・・

典型的なのは、生活保護の受給者・・・ではないでしょうか?

一部の受給者は、負い目を頂き、謙虚に生きるどころか、堂々としている。

まじめに生活している・・・生活保護転落一歩前のヒトよりも

精神的に開き直り、豊かに生活している・・・。

株とかFXか何か知りませんが、

他人が生んだお金をコロコロと回し、『労働』というものをしないで

お金をゲットしまくっている人もその部類に入るでしょう。

まじめに働く・・・自分で使うお金は自分で稼ぐなんてアホらしい。

「ヒトに捧げるなんて、もっての他!」的な人種が

はびこっているのが、今の日本の崩壊を招いているのでしょう。

こんなんも、本来日本にはなかったもので、

『外来種の生き物』のように、日本の生態系をぶっ潰し続けています。

世界のハゲタカから日本・・・いや、世界を救う唯一の方法。

それは・・・

私たち、ひとりひとりが何か・誰かからの「依存」から脱出すること。

そして『和を以て貴しなす』(協調)をするということ。

聖徳太子の時代に・・・昔の精神文化に「戻る」こと。

全ての答えは「過去」にもう出揃っている。

過去に戻ることは、「退化」ではない、それも一種の「進化」である。

過去=古臭い・遅れている・間違っている・・・とは

一概に言えないくらい、日本の歴史(先人の失敗や叡智)には、

「宝(答え)」があるような気がしてならないのです。

・・・人を導くべき経営者ですら、「社会がわるい」「円高がわるい」

「消費者がお金をためるからだめ」とか「政治がわるい」と文句を言っている。

責任転換する、つまり、原因を他者のせいにして

己の言動を変えることはしない・・・今のスピード化の時代、

停滞ですら「退化」、進んでも、間違った方向に行けば「崩壊」。

舵取りが難しくなった。

このまま「依存」が続けば、

まちがいなく、ハゲタカがいろいろ仕掛けてきて、

日本は、ハゲタカに食われてしまう。

今、正に・・・真の日本人の自立・自律が問われている。

ハゲタカと私たち日本人も「鏡の関係」。

獰猛な欲があるから、獰猛なハゲタカがやって来る。

社長がアカンから、そのアカン心が

アカン社員を呼んでいるのである。これも『鏡の関係』。

社員の文句を言う、社長は天にツバをはいているようなものである。

神社の最も神聖な場所には「鏡」がありますが、

神とは、つまり己自身なんでしょう。つまり全ては己の中にある。

相手次第・環境次第と思っていた自分自身の人生の境遇は、

実は全て自分自身で招いて来た結果だということです。

その真実に気づいている人は、人や環境、政治とかの文句を言っている時間なんて

ないということに、気づいているはずです。

ハゲタカを追い払うことが出来るのは、

己の心の中にある「獰猛な欲」を日本人全員から消し去ることにある。

自分さえよければいい(自己中心主義)

今さえよければいい(刹那主義)

金さえあればいい(拝金主義)

自分も今も金も大切。だけど、もっとも大切なのは、

自分と自分以外の他者との幸せのバランス、

今(自分)と過去(両親・ご先祖様)、そして未来(子どもたち)みんなの幸せ

そしてお金以外のもの(その最たるものは万象の「心」なのではないでしょうか)も

大切にする心・・・なのではないでしょうか?

聖徳太子の時代に、既に、今の混迷する日本の答えが既にもう用意されている

やなんて、ほんと、いにしえの日本人の叡智、そして愛には、

万感の想いがいたします。。。

そんな私たち日本人みんなのご先祖さまである、人たちに

恥じない生き方を全うし、次の世代にバトンタッチして参りたいと

私は腹をくくっています。

・・・今日、たまたまテレビを見てますと、

北朝鮮の『将軍様』がお亡くなりになられたと報道されていました。

これですんなり北朝鮮がよくなる・・・朝鮮半島がよくなる・・・

そんなに世の中タンジュンではありません。獰猛な人間の欲によって

どんどんおかしくねじれて行くでしょう。

2012年は、もっとヒックリ返ります。

もっと世の中がグジャグジャになります。

ますます何が起こるか分からなく・・・読めなくなります。

今までのやり方はますます通用しなくなります。

そこで重要なのが、私たちの『心構え』な訳です。

『分からないから、不安』ではなくって

『分からないからこそ、希望を持つ、夢を持つ、志を持つ』

という、考えが重要なのではないでしょうか?

それに、一人ひとりが自立・自律できていれば、

誰かがコケても、自分は倒れない訳です。

倒れないようにするためには、自分はどうしたらええねんやろ・・・?

その答えは、一人一人違います。

それは自分自身で考えなければなりません。

だけど、先述の前向きな基本的思想は、絶対に必要になります。

「苦難」というものは、今までの己や国家・・・世界の間違いを正す為に

やって来るものなんですよね。

その苦難から真っ向から向き合い、来年も再来年も

そしてこれから先の人生も、この国でこの世界で人生を謳歌しつつ、

本来あるべき「日本人」を目指して、切磋琢磨、精進して参りたいと思いま〜す(%笑う女%)(%王冠%)