「100,000年後の安全」マイケル・マドセン監督より
フィンランドで建設が進む世界初の高レベル放射性廃棄物の最終処分場
人類は10万年後まで管理できるのか
ドキュメンタリー映画「100,000年後の安全」は今年日本でも渋谷の
「アップリンク」で公開され観客が殺到。全国各地で自主上映が相次いだ
地下500メートルの岩盤に高レベル廃棄物を埋め
10万年の間人類から隔離するという処分場
伝えようとしたのは人間は10万年という「永遠とほぼ同じ時間」を管理できるのか
というテーマだ
利益を享受するのは現在を生きるわれわれで
負の遺産はすべて未来へ先送りされる
これはモラルや倫理観の問題です
福島原発事故で欧米の各メディアは「日本国内の情報公開が不十分だ」
と報じた
日本には事実を国民に教えない文化があるのか
あるとすればなぜ、それで日本人は納得してしまうのか
福島事故で浮き彫りになったのは日本人の“心のメルトダウン”だ
これだけの大事故なのに政府も企業も事故対応が間違っていたことを認めない
国民全体でも原発をどうするのかという議論が盛り上がらない
それが一番深刻な問題です
・・・・・・確かにこれは政治問題ではなく倫理の問題、命の問題ですね・・・・