さくらびレポート377〜さくら・おばけ・ショーSOSレポート@美術部

櫻ヶ岡中学校の中平です。先日14日土曜日、三回目のさくら・おばけ・ショーSOSの制作があったことは、ディレクターKのレポートで紹介しました。

今回も入れて、本番まであと4回。大分制作が進んできています。

今回もOKA学園の3名の学生さんが寒い朝にも関わらず元気に来校してくださいました。

今回のSOSのおもしろさは、いろいろあると思いますが、中学校にお化けがいたら、どんなおばけなんだろう?と中学生らしい発想をしてデザインしているところです。

たとえば、写真のように、自分たちが毎日着ている制服を加工してしまうところ。身近なものを作り変えてしまうということは、一昔前の不良生徒?はよくやっていたと思いますが、現代の中学生には抵抗があります。しかし、その壁を「おばけ」というコンセプトで軽々と超えていくのです。

廃材アートもそうですが、ちょっとした現実を超えたコンセプトを得ることで、発想力や創造力は一気に広がるものなのかもしれません。

写真は、男子部員が作っている「背中についている顔」。

目を動かすにはどうしたらいいか、検討中。

背中にもう一つの顔!!なんという素晴らしい発想でしょうか。

これも、「おばけ」というコンセプトならではなのです。

美術室で、みんなが取り組んでいる時、私とディレクターKは、会場を吟味していました。
第一候補の多目的室の廊下で、「魔界の扉」となる廃棄たんす?を発見。

Kは、「これがイメージにぴったり」と喜んでいます。音楽室で使っていた物らしく、音楽科の先生は「使ってもいいですよ」と答えてくれました。

さあ、どうする?ファッションショー。今度の土曜部活では、ショーの内容検討を行うつもりです。

今、お化けファッションショーとともに、アイデアの一つにあるのが「お化け会議」。お化けが学校にいると仮定したら、どんなことを校舎解体で言うだろうか??という仮定のもと、会議をしたらおもしろいんじゃないかという意見が出されています。会議をする時のインテリアとして、写真のような「お宝」を、旧理科室でKと発見してしまいました。

ここに置いてある物は全て「廃棄される」そうです。つまり、使って良い物だということです。

全て魅力的です。是非使いましょう!!