おばあちゃんからの「バトン」 〜結願、その先にあるもの〜

さて。今晩に夜行バスに乗って

またまた四国お遍路旅に行く、よしこちゃんですが(%ニヤ女%)(%ハート%)

思ったよりも早く今日の用事を終え、旅の準備が出来、

ふっ・・・と

「そうだ、おばあちゃんの掛軸を見よう」

と思いつき、右の掛軸を、おシゴト部屋に飾ってみました(%ニコ女%)(%星%)

過去数回、この掛軸のお話しを、

このブログでもさせて頂きましたが、

私の父方の祖母(私が16歳の時他界)が、

80歳くらいの時に、バス2周、「四国お遍路さん」をして、

その時、お寺からもらった「お姿(お寺の仏様を印刷した紙)」を

掛軸にされました。(左がその掛軸で、右が西国33ヵ寺の掛軸です)

5年前、29歳の時に、折りたたみ自転車で

はじめて四国お遍路さんをした後、

叔父(父の兄。2年前に他界)と母屋で話てますと・・・

「そういえば、おばあちゃんが、四国遍路の掛軸作っていたで」と、

押入れの奥から、上記2つの掛軸を持って来ました。

私はその時、叔父に

「もしも、おっちゃんが死んだら、私にこの掛軸頂戴や〜!」って

冗談半分で言いますと、

「おう!よっこ以外にこの掛軸に興味ないヤツおらへんし、ええで〜!」って

言ってくれました。

まさか、あれからたった数年で叔父が病気で急に逝ってしまうとは

あの時は全く想像できませんでしたが、

そんな約束をしていたため、

この掛軸(=大橋家・本家の資産)は、叔父の子ども(いとこ)ではなくって、

大橋家・三男である父の娘の、私のものになりました。

風呂敷を開け、箱を開け、巻かれた掛軸をさわった瞬間、

なんとも言えない、「万感の想い」が、どーんと伝わってきました。

びびっと電気が走ったような感じでした。

そしてその掛軸が「とても大きなバトン」だと思えました。

言わずもがな、「バトン」とは、

運動会の時、リレーで使用されるものです。

一番に走る人から順番に最後ゴールする人まで

どんどん伝わってくるものです。

私は、おばあちゃんから

「バトン」を受け取ったんやと

私はその時、はっきりと気づいた訳です。

その「バトン」に込められた、「想い」とは?

そしてこの「バトン」を私が次に託す人とは・・・?

この「バトン」(想い)って、きっと私だけでなくって、

両親祖父母・・・ご先祖様がおられる全ての人たちに

託されている「もの」だと感じました。

この「バトン」(掛軸)は重いので、お遍路旅には持って行きませんが、

「心のバトン」は、しっかりと持って行きたいと思います。

そのバトンに対する「問い」に対する答えを考えつつ、

結願(けちがん。88ヵ所全てのお寺を周り終えること。

私の場合、香川県さぬき市にある88番・大窪寺まで行くことです)目指して

残り800キロ、前向きに歩こうと、またまた再認識いたしました。

また、その結願の先にある、

これからも続く長い人生を、どう生きていくのか・・・?

あれこれ考えたいと思います。

きっと、今年か来年に結願した後は、

しばらくは、お遍路さんはしないような気がしてきました。。。

(他にすべき「こと」があるような気がします。今は狂ったように行き倒してますが・笑)

ほんと、生きていても、死んでいても

「ご先祖さま」というものは、

氏神様かお墓か仏壇の中・・・そして私の身体の中にある「DNA」から、

いつでも・いつまでも見守って・応援し続けてくれている

存在なんやなーって思います。

ってことで、今回もハリキッテ☆

行ってマイリマ〜ス(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)