開催中の
「河内木綿今昔」展、もうご覧いただきましたか
15日のブログ「ワークショップ報告」で紹介した
古布のはぎれから図案をおこし、染めるまでの
一連の工程を説明した資料が、追加で展示されています!
(画像をクリックすると拡大表示されます)
そして、体験コーナーにも・・
「弓」と「糸車」が追加されました!
糸車といっても、ホイールのついたものではなく、
駒に棒をつけた簡易なものですが。
綿繰り機で種をはずした綿は
弓と糸車があれば糸にすることができます。
![](/img/uz678/FI1951568_1E.jpg)
「綿を弓ではじくと綿がほぐれる」
とは聞いていましたが、全くピンとこない・・
やってみたら・・驚きのふっかふか綿ができました!
この綿をふんわりまるめてまとめ、
左手に持ったら、指先で少しずつ繊維を出して糸車に
かける。
![](/img/uz678/FI1951568_2E.jpg)
この手回しの糸車がこちら。
ある程度繊維が伸ばせたら、
左手で留めつつ、糸車でひたすら
「よるべし、よるべし」
これでもかとよりをかけたら糸の完成。
しかし 云うは易し!
これはなかなか一朝一夕にはできません
まず綿から糸のもとになる細い繊維を、
均一に出せないのです。
糸車を回す右手の動作もぎこちなく、
ふかふかだった左手の綿は、
力んだ私の手のなかでぺっしゃんこに・・・
情熱と
お時間と
根気のある方はどうぞ挑戦してみてください。
「河内木綿今昔展」は
1月29日まで開催中です。
いしとも
![](/img/uz678/FI1951568_3E.jpg)