歩きお遍路旅日記♪ ⑥

最後の数キロは、フラフラになりつつ無事

「民宿 たかはま」さんに到着っ!

意外と早く、16時に着きました。

よしこちゃん☆やれば、出来るっ!(自画自賛♪)

この民宿の裏はもうすぐ海。

歩き疲れたので、おふとんに入りながら・・・

うとうとしながら、ベランダから沈む夕日を

ぼーっと眺めていました。

夕日が沈むまで、じーっとしているって、

ホント、何年ぶりやろ。。。

理屈なしで、ステキな風景・情景でした(%ニコ女%)(%星%)

そさくさと17時半から、夕食を頂戴いたしました。

今回のお遍路旅で最も豪華で美味しい

お食事で、やっぱり「かつおのたたき」が

めちゃくちゃ美味しかったです!

ここのおじさまがめちゃくちゃフレンドリーで

「あなたもコレ、食べます?」って渡された

いかにも「裏メニュー」っぽい、

新鮮なお魚と一緒に炊いた、醤油ごはんが

めちゃくちゃ最高でしたぁ〜(%笑う女%)(%ハート%)

1月はお遍路さんも閑散期なので、

このお宿も私しか泊まっていませんでした。

その日の夜は、おじさんと1時間くらい

お遍路話や、その町の歴史や漁業についてなど、

楽しくお話しさせて頂きました。

そのおじさんも、とてもフレンドリーで笑顔がステキ!

幸福満足度100%の幸せな方っぽかったです。

そのおじさんが・・・

「これ、読んでみー」と、本を一冊

貸してくださりました。

石川文洋さんという、

報道カメラマンの方が、春、夏、秋、冬と

4回に分けて、四国88ヵ所を歩いて回られた体験記でした。

(この民宿のおじさまも載っていました!)

戦場のカメラマンということで、若い時はベトナムなどの

紛争地域に行かれ、そこで多くの「死」を見て来られたそうで、

その人たちの御霊の鎮魂のために、周られたそうです。

が、途中3回目が終った後で、心筋梗塞で倒れられ、

5回心臓が止まったそうなのですが、無事生還され、

最後は、奥様と一緒に電車&バスで回られたそうです。

ほんと、世の中って、いろいろな人がいて、

いろいろな想いで生きておられ、

いろいろな想いでお遍路さんしていて、

いろいろな「願い」があるんやなぁ・・・って改めて実感させられました。

1月24日(火)。

この日は20キロ先の中村駅まででしたし、

最終日でしたので、

のんびり10時にお宿を出ることにしました。

<つづく>