庭園講座part2始まる

1月29日に「日本庭園の見方と調査方法を学ぼう」という庭園講座が始まりました。
この講座は、1月29日〜4月1日までの6回シリーズで、神戸市文化財審議会委員の西 桂先生にご指導いただき、伝統的日本庭園の見方や調査の方法について、実践的に学ぶものです。
第1回目は滋賀県の湖南に残る江戸期の庭園を訪ねる見学会でした。参加者は西先生や講師の池本さんを入れて32名。寒い中でしたが、参加者はバスに乗り栗東市の東方山安養寺の庭園(写真)や守山市の大庄屋諏訪家と吉田家住宅の民家の庭を訪れ、庭の見方や滝組みについて学びました。
古い町家や民家に残る庭園も建物同様にその価値や見方を知らなければ保存できません。次回からは、久御山町大庄屋山田家で庭園の修復方法や測量を学びます。(白)