「ありがとう」 修行の道場・土佐の国 前編

<今日も「民宿 久百々(くもも)さんのパソコンで

ブログ更新をさせて頂いております!>

・・・2月25日朝7時。

ペンションサライさんで、朝食をとり、

テーブルの横のソファーでコーヒーを飲んでますと、

愛知県小牧市から一人旅で電車&バスに乗って

やって来た!というおねえさん

(ナント!私と同じ「大橋さん」でした!!!驚)

が、話しかけてきてくれました(%笑う女%)(%晴れ%)

私は四国遍路話を、おねえさんは日本全国・世界各国の

旅行のお話をし、大盛り上がりしていました!

で、気がつくと8時半になっていたので

慌てて、ペンションサライさんを後にしました。

そこから歩いて少ししたところで、

自動車に乗っていた、お遍路の先達さん(お遍路さんをリードする人)が

「おつかれまです!」と飴ちゃんを3つくれました。

ほんと、朝からどんどんと感動的な出会いがあり、

足の痛みも和らぎます(%ニコ女%)(%音符1%)

またしばらく行くと、

地元の人たちの手作りの「お接待処」があり、

そこにぼけーっと座っていますと、

どこをどう発見されたのか、おじさんが現れました。

実は昨日もここで休憩をさせて頂きました。

(この足摺岬のお遍路道は、「打ち戻り」という

同じ道を行って帰るのがメジャーなルートなんです)

その時も、どこで見ているのか、同じおじさんが

やってきました。

そのおじさんは、めちゃくちゃ寡黙

(っていうか、大阪人がうるさすぎ?笑)

な方で、なかなか会話をされませんが、

何故かお遍路さんを見るとやって来られるようです。

で、おじさんはぽつりと言われました。

「実は僕も歩きお遍路してまして、また春から歩こうと思っています」

・・・なるほど☆おじさんは、歩きお遍路さんで

それで、お住まいのご近所にこのようなお接待処を

お作りになられたんやぁ〜(%笑う女%)(%ハート%)って

合点いたしました。

最後に、39番・延光寺(高知県宿毛市)まで行く

最も効率のよい方法を教えてくださりました。

ほんと、人生もお遍路道も、先達さん(経験者)に

聞くのが一番手っ取り早いです(%王冠%)

この遍路道は、今となってはアップダウンの

あまりない、県道がメインですが、

一度だけ、1キロくらいの

現存する「昔の遍路道」を歩いてみました。

昔の道は幅が狭く、アップダウンもきついです。

ちょっとした峠を何個も超えて

昔のお遍路さんは、足摺岬まで行ったんだと思うと、

今のお遍路道は、いろんな人のおかげで、

とてもよくなってるんやなー・・・って

しんみりと感じました。

右上の急な勾配の遍路道は、もう使用されていなくって、

お遍路さん用の矢印に×がついています。

ほんと、昔はまさに命がけの行だったんですね。。。

今日は同じペースで歩く人もなく、

もくもくと歩いてますと・・・

「あれ?なんかここ、記憶にない」と気づき

地図を見ると、おもいっきり道を間違っていて、

土佐清水市街に来てしまっていました(%ショック女%)(%ショック女%)(%ショック女%)(%ショック女%)(%ショック女%)

後で聞いた話なんですが、

ここで間違う人が多い上、前日ここを通った時は、

同じ歩きお遍路のおねえさんと一緒に歩いていたので、

その重要なポイントをしっかり把握しないで、

すーっと行ってしまったようでした。。。

<つづく>