☆(*^_^*)☆でっかい魚を釣る方法♪

先日、多摩ダンディーズさんの演奏を聴くために訪れた多摩市総合福祉センターのボランティアまつりの会場で、とても和やかな、読み聞かせの会の方々の発表がありました。

「でっかい魚を釣る方法」というタイトルの出し物が今でも印象に残っています。

読み手の方の自然な語り口に思わず引き込まれ、メッセージにも心が動きました。

お話の内容は、男の子がおじさんから「でっかい魚」を釣る方法を教えてもらうというもの。

おじさんの教えその一は、まず、「でっかい魚」というのは、どの魚なのかを絞り込むことでした。

そこで、男の子は「スズキ」を釣ることに決めます。

おじさんの教えその二は、その魚についてよく知るということ。

図鑑などを使って、その「スズキ」は何を食べるのか、どこに生息しているのか、客観的な事実を集めなさいと言います。

おじさんの教えその三は、目をつむって、その魚を釣り上げた場面を想像するということ。つり竿から伝わる重みや、その場の情景、魚の大きさや動きなど、その時の様子を、できるだけはっきりとイメージするのが大切だとのこと。

そして、最後に「これが一番大事なことだ!!」と前置きして、

おじさんは一番大切な、4つ目の「方法」を語ります。

それは・・・

「釣りに行くことだ!」

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な〜るほど。

「でっかい魚を釣る方法」

それは、まず魚を特定する。次にその魚について良く知る。さらに、それを釣った場面を目を閉じて細部までイメージする。そして、最後に、一番大切なことは、「釣りに行く」ということ。

釣りに行かないで釣りたい釣りたいと言っているだけだったり、具体的なイメージがなく漠然と目標を立ててもそれは実現しないのだよ、とこのお話は、ボーカルれいこにもふか〜いメッセージを与えてくれました。

計画的に、具体的に動くことの大切さも示してくれました。

客観的な情報を集めて、目標を絞り込んで、成功をイメージして、そして、歌うという経験をもっともっと地道にコツコツと積み重ねて行く。それが私には大切なのだなあと教えられました。

偶然に見た出し物でした。多摩ダンディーズさんの演奏を聴くために出かけた場所で、選曲の大切さ、歌うことの意味を教えていただいたという大きな収穫がありましたが、その場に少しだけ長く残っていたことによって、私は思いがけない沢山の贈り物をいただくことになって、本当に外に出かけることの大切さを知りました。

人が集まる場所には、沢山のエネルギーとチャンスと出会いが待っていますね。

ボランティアまつりは、多摩市総合福祉センターで水曜日まで開催されています。月曜日から水曜日までは展示が中心になるようですが、多目的ホールでは色々な催しがあるようです。ぜひお出かけください。

土曜日の数時間は、様々な出会いや気づきに恵まれた、意義深いひとときでした。誘われたり心に響いた催しがあれば、これからも時間の許す限り、積極的に出かけてみたいと思っています。

あなたのこれからの一週間も豊かな出会いに満ちた日々となりますように。

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