新しい分野♪小学校一年生体育授業!!2月27日

今日は4時間目に八千代南小学校の1年生の体育の授業がありました(%笑う男%)(%音符2%) 1年生は初となるのもあり、自分は3時間目の前に学校に早めに行かせてもらって先生方と話をして授業を見学させてもらいました。この意図は『クラス内の雰囲気やルール』を見ておく為でした(%笑う男%)(%音符2%) クラスはちょうど良いタイミングで自習の時間が少しあったのでその時を見させてもらうと、かなり子供の『ありのまま』が見えました(%笑う男%) 本読みの時間だったのですが、一生懸命に『本』を読んでいる子、話をしている子、動き回っている子、ただ黙っている子、注意をしている子、など様々でした。自分は一切の口を開かずに見守るようにしているとかなりクラスの形態が見えたので良かったです(%ニヤ男%) そういうのも見た上で今日の授業のポイントは『こここだな!』と思って、

『自由と勝手は違います』

という事を伝える時間にしようと考えました(%笑う男%)(%音符2%)

まずは最初にコーチが話をして『今日は先生としてこの場にいるのでコーチが言ったルールは守るようにしてください』という事だけ言いました(%ニヤ男%)

そして、早速授業をやりました(%ニコ男%) まずは一人一個のボールを体育館中央に持って集まり『何かを触ってからまたボールに集合!!』というと、みんな一斉に周りの壁にタッチして帰ってきました(%笑う男%)(%笑う女%) 『次はもうちょっと早く出来るかな?』と2回目をやり、『だいぶ早くなったね!もうこれ以上は無理かな〜〜?』と聞くと『いや!!出来る!!』と強い声が返ってきたのでもう一回やると早くも不思議な現象が・・・・・『もう一回やらせて!!もっと早く出来るから』(%笑う男%) と。

ここは昨日までの勉強会にもあった『プライドをくすぐる』という行為がうまく出来た結果です!『もう無理かな〜・・・』というコーチの言葉に対して『僕等はもっとやれる』というプライドが出た結果だったし、良い表情していましたね(%ニヤ男%)(%王冠%)

ただ、次の瞬間にその表情は崩れました・・・(%ニヤ男%)

『みんなすごくがんばってくれたけど、コーチのほうが何倍も早いから見ててね』(%笑う男%) と言って自分の足元の『床』にタッチして再びボールを触るという1秒ぐらいの動作を見せると・・・

『ずる〜〜〜い』とか『そっか〜〜〜〜』という声が出ました(%笑う男%)(%笑う女%) この『何か』という言葉を考えるとこういう事が出来るよね!と言うと、

『やっていいか分からなかったし・・・』という大きな意味のある言葉が(%ショック男%)

そうなんです!!最近の子供は『間違える・失敗を恐れる』子になってしまっているのです(%ショボ男%)

物事が全て成功してしまうほうがよっぽど怖いのですが、失敗を怖がっている、あるいは失敗する前に大人に助けてもらう環境の中で育ってしまっているのです(%ショボ男%) そのほうが怖いと思うコーチは、

『合ってるのかな〜?と思う時は必ずやってみましょう!その時に出た答えが正しい、失敗のどちらであってもそこで初めて自分で分かるようになるんだよ』と言いました(%笑う男%)

みんな本当に素直なので言葉はすぐに聞いてくれるし、授業の最初は本当に落ち着きがなくコーチの話も全く聞いてくれなかったのですが、コーチの話が聞こえる子はボールを頭の上に置いてね、というルールを一度最初に決めると自然とルールが分かってきますし、ボールが頭にないのって目立ちますから子供同士で、

『○○くん!早くボールを頭に置きよ!』と注意したり気の配れる子がでてきます(%笑う男%) そしてその体勢になるまでしゃべらないコーチを見て自然とみんな話をやめてくれます(%笑う男%)

『ねぇみんな!どうしてこんなに静かにしてくれるの???』と聞くと、

『・・・・だってみんなしゃべってたらコーチがお話しにくいもん』と女の子(%笑う女%)

『優しいね〜〜〜。でもコーチはみんながしゃべっていてもお話出来るよ。ただ、そんな時にしゃべってたらどうなるのかな??』と聞くと、

『コーチが何を言ったか分からない』とみんな。

それでいいんですね(%笑う男%) 結局大人はすぐに、

『コーチが話してるんです。だから話をやめなさい』とか言います。それでは実は子供は『何故なの?』が分からないのです。コーチ(大人)が話をする時はしゃべってたらいけないのか。。。。というのは誤解となります。目的は『自分が聞き逃さない為』要するに『失敗をしない為』なんだと分かれば、逆にどのようにしてでも聞こうとしますよね(%ニヤ男%)

今日はこんな事を序盤にして、最後は試合をする事にしました。しかも、その試合では

『時間は15分間です。道具はゼッケンとボールとマーカーがあります。ゴールはコーチが用意しておきました。はい!ではやりましょう!!どうぞ!!』

と15分間は黙って見守りました(%ニヤ男%) 3時間目の自習と同じですね(%笑う男%) すると、チームを決めるのも自分達でやるなんて思っていなかったはずの子供は当然戸惑いましたが、そこから女の子が中心になって仕切り何とか10分弱でようやくチームが決まり、試合は5分間足らずでした(%笑う男%)

『はい!!もう今日は終わりで〜〜〜す』(%笑う男%)

とみんなを集めて『どうだった???』と聞くと、

『もっと長くしたかった〜』(%痛い男%)(%痛い女%) とみんな。

『だよね?そしたら長く出来なかった理由は何だろう?』と聞くと、

『みんながチーム決めるのに遅くなったから・・・』と女の子。

『そしたらどうして遅くなったんだろう???』とコーチ。

『みんなが集まってくれなかったし、あちこちで好きな事やってたから・・・』と女の子。

『という事です。男の子、自分がそうだったと分かる子いますね?コーチも見ていると男の子が自分勝手にやっていたと思うよ。でももっと試合をしたかったのは男の子のほうが多かったんだよ。そしたらどうしたら良かったんだろうね?』と聞くと、

『みんなで早く決めたら良かったです』と男の子。これで十分です(%笑う男%) これが今日の授業で伝えたかった事です。

自習には『勉強をする時間』という最低限のルールがあり、その中ではどんな勉強をどのようにしても良い訳ですが、『何をやっても良い』ではないのです。基本のルールがあって、その上で何をしても良いのが『自由』であり、ルールのない自由は『勝手』という事なのです。その事を最後に話をした上で、次回も来週月曜日にお邪魔したいと思います(%笑う男%)(%笑う女%)

最後は教室で給食を一緒にいただき、掃除をして帰りました(%笑う男%)(%笑う女%)

ここではもう先生ではないし、自分はみんなとの時間を楽しく共有する為に行動の主導権は子供に預けます(%笑う男%) 『これはどうやって食べるの?』『この容器はどこに返すの?』『掃除の仕方を教えてくれる?』など子供に徹底的に質問をしていき、

『しょうがない人だな〜・・・』みたいにお兄ちゃん、お姉ちゃんになってもらうと本当に得意気に指示してくれるし優しく教えてくれました(%ニヤ男%) やはり低学年は何かを伝えた時の変化が大きいです。変化の早さはどの年代も同じですが、大きさは低学年になるほど大きなものです(%笑う男%)(%音符2%) そんな低学年と楽しく過ごしていると、

『うちの学年もお願いします!』と2,3年生からもリクエストを受けて来週やらせてもらう事に決定しました(%笑う男%) これで今年は八千代南小学校全校生をやる事になり、本当にありがたいと思っています(%笑う男%)(%音符2%) こんな感じで、自分が何かを伝える為の場所と機会を与えていただける場所が広がっていくようにコツコツがんばりたいと思います(%笑う男%)