26日・27日の歩きお遍路旅レポート 前編

27日夜。

大阪(1番・霊山寺)から最も遠い、

40番・観自在寺(愛媛県・愛南町、愛媛最南端の町)近くの

ビジネスホテルに泊まっています。

ここで、一泊1000円で、パソコンを借りて

ブログ更新など、させて頂いております(%笑う女%)(%王冠%)

26日朝7時。

昨日夕方、泊まっていた「民宿 久百々」さんから

猛烈に走りまくり、そこから4キロ先まで、

久百々の旦那さまに車で送っていただき(右写真)、

そこから26日のお遍路は始まりました。

ほんと、お遍路さんのために、

いろんなことをして下さる、久百々さんご夫妻でした。。。

パソコンを夜、遅くまで、カチカチたたいている私のために

そっとパソコンの前に、小さな毛布を置いておいて頂いたのにも

本当に感謝、感謝でした。。。(%笑う女%)(%晴れ%)

その日も快調に歩いていました。

ある倫理法人会の先輩のご実家の前も通らせて頂き、

家の前で「いつもお世話になっています」と

手を合わせたりしながら(笑)、三原村という村中を

せっせと歩いてますと、

平成15年に、村の人たちが、廃れまくっていた

昔の遍路道(山道)を修復したという道を

せっかくなので、歩いてみることにしました。

(市道&県道を使う、今の遍路道経由よりも

そんなに距離が変わらないという理由もあります)

その昔の遍路道は、とってもいいかんじの

山道でした。

歩いていて、しんどかったですが、

なんともいえない、爽快感がありました(%ニコ女%)(%星%)

その遍路道が終わり、宿毛〜中村間のバイパス道路(高架道路)があり、

それ沿いにてくてくと歩いていました。

そこから急に、疲れが出てきて、川沿いの土手で

どっと座って休んでいますと、

通りすがりの軽トラックに乗ったおじいさんが私の前に止まり、

「もしよかったら、39番さんまで乗って行きませんか?」と

正にホトケサマのようなお顔で言って下さりました。

思わず、ぐら〜っと心がなったのですが・・・

「ありがとうございます!

だけど私は、お遍路道を全部歩いて回ると決めて来ておりますので・・・」と

丁重にお断りさせて頂きました。

ほんと、あの軽トラックに乗っていけばよかった!と

その後、何度も思いましたが、

一度決めたことなので、これは曲げるわけには参りません。。。

またしばらく行きますと、右上のような看板がありました。

遍路道のところで工事をやっていて、そこが通行出来ないと書かれており、

国道56号線を通って、39番・延光寺に行ってください・・・と

書かれていました。

国道56号線まで出る、川沿いの道、一キロの道は、

とっても辛かったです・・・想定外の「大回り」だからです。

車がビュンビュン通る、国道56号線に出ました。

中村駅までは、随分56号線を通らせて頂きましたが、

またしばらくお世話になる道路です。(松山まで続きます)

39番さん手前5キロで、本当にしんどくなりました。

そこに喫茶店が一軒あり、そこで休むことにしました。

無理をしまくれば、後5キロ、歩けたかと思いますが、

後2日歩くので、後々のことを考えて、

限界の手前ちょっとのところで休憩を挟むことにしました。

コーヒーと、いちごケーキを食べながら45分、

ぼけーっとしたり、お遍路地図を見ておりますと、

だんだん歩く気力が戻ってきました。

やっぱり、人生もお遍路も、適度に「休憩」を挟むことは

とっても重要やなーって思いました(%笑う女%)(%王冠%)

そんなかんだで、おかげさまで無事

16時過ぎに、延光寺に到着しました。

その手前で、久百々さんで2日間ご一緒させていただきました、

大阪・生野区で衣料品店を経営されてはる、

イブキご夫妻と最後の再会をしました(%ニコ女%)(%星%)

イブキさんたちは、その日夜の夜行バスで大阪に戻られるので

もうお会いすることはないかと思いますが、

どこでそのお店をやっているのか分かりましたので、

今度近くに行ったら、寄ってみようと思います(%笑う女%)(%ハート%)

で、そのイブキさんご夫妻と一緒に歩いておられたのが、

東大阪市出身の大学1年生の男の子でした。

(見た目は26歳くらいで、めっちゃのほほーんとした

典型的な草食系男子です)

イブキご夫妻は・・・

「僕たちは、今日、大阪に帰るけど、彼は『通し打ち』(1〜88番まで

一気に回る行)をしているので、もしも明日以降、この大学生の僕と会ったら、

よろしく頼むで^(%笑う男%)(%笑う女%)」って

まるで、彼の両親のような感じで、おっしゃるので、

もしも彼とあったら、よろしくしてあげようと思ってたんですが、

早速、翌日朝に再会したのでした。。。(笑)

<つづく>