東京は大雪の翌日の今日、春のポカポカ天気に恵まれました。
花粉の飛散に注意などとラジオでは言っていましたね。
3月に近づくにつれて、やはり、あれから1年になるのだなあ・・・と想うことが多くなります。
今日の夜の報道番組でも被災地の人々の今の暮らしがどうなっているのか、石巻を中心とした地域の現状が報告されていました。
1メートル以上の地盤沈下をしてしまった沿岸地域の底上げ工事が遅れているために、なかなか事業を再開できない水産加工関連会社や商店の経営者の苦悩や、原発被害のために県外に自主避難している人々の不安や心の葛藤など、様々な問題が報告されていました。
家があって、家族がいて、学校に通い、仕事をして、友達と遊ぶ。そんな普通の生活が失われたままの人々が何十万にものぼることを改めて認識するたびに、なんということが起こってしまったのか・・・という1年前の3月の想いにまた戻って行きます。
呆然自失の状態から少しは前に進んできたと思っていたけれど、そう簡単には前に進めない。でも進まなければと歯を食いしばって立ち上がって、歩み続けた日々。
被災地に暮らす友たちは、どんな思いで日々を送っているのだろう。
私には何ができたのだろう。そしてこれからは何ができるだろう。
堂々巡りがまた始まっています。
でも、3歩進んで3歩下がって、次は3歩進んで2歩下がって、そしてまた3歩進んで3歩下がって・・・そんなふうに、遅々として前に進まないかもしれないけれど、少しずつ少しずつだけでも前に前にと思って生きて行く、それが今は大切なのかもしれないと思うのです。
一瞬でも笑顔の時間を多く過ごす。一人でも多くの人に優しくする。
それぐらいしかできないけれど、生かされている者、生き残った者として、生きて行くことそのことが大切な役割なのだと思うのです。
今日もこうして遠くにいる友たちへの想いを綴ることできたことに感謝します。
お休みなさい☆（*^_^*）☆