思春期の子どもの興味に関心を向けることから〜

こんにちは。
こどもが中学生になってくると 親とは別の人格が
はっきりと 見えてきますし
持っている世界観も どんどん違ってきますね。

中高生の男児のお母さんは
こどもが興味ある プロレスの事は 全く理解ができません。
以前は シャットアウトで、
「だったら お母さん。あっち行く。」
プロレスが好きな子どもは やだな、そう思っていました。

でも、今は そんなことが好きな面白いやつ、
と思っているそうです。

ある日、お母さんは食事を先に終えて
食卓の横で PCを眺めていましたが 子ども達は食事をしつつ
忙しい時間なので 撮りためている
プロレスのビデオを 見始めました。

中学生の息子さんは、お母さんにも
何とか プロレスに興味を持って欲しいと思っていて
時々、話しかけてきます。
「お母さん この人は 〜こうなんだよ。」
お母さんは、意味も、何を言っているにかも わかりません。
でも・・・
ただ「ふ〜ん」だけでなく、
ひと言は会話を返すように 心がけています。

「あ、そうなんだ。ところで、それって何?」
「それって 英語なの?」
促したり、質問をしています。(興味を持って聞くですね)
すると とても 長い答えが返ってきます。

お母さんは たとえ 内容はわからなくても、
子ども達は その時間しかビデオをゆっくり
見ることができないのであれば、
見るのもいいし、行儀が悪ければ注意もするし 兄弟喧嘩をしそうになっても
子ども達が 何を良いと思って
何を嫌だと思っているのかを まず聞いています。
リラックスして そこに一緒にいるお母さんです。

「そういう 息子たちの様子を見ていて 感じたのは、
息子が プロレスを見ていることで 結構スポーツに対して 
やる気を出していたり
他のことにも がんばるぞ、という事もあって
ただ乱暴なだけじゃないし、
アメリカのプロレスを見ているので 英語を
『お母さん これちょっと どういう意味?』と聞いてきたり
私とは違う世界の広げ方が あるんだな〜と思います。
男の子だから わからない事が多いんですが
それも ありなのかな〜と思って。

私が 以前は、狭い考え方をしていた所があったのですが
今は 私は好きにならなくても、
息子が好きなことを 受け入れられるように なりました。

そのせいか 反対に 子どもたちも心が広くなって
私が興味があることは 子ども達は 全く興味がないんです。
でも、「お母さんが好きなのは こういうの?」
気がついたら 私がそうやる前から
子ども達が 同じようにしていてくれた気がします。

今ごろ、私がやり始めて気づいたんですが
息子達は 多分ちょっとでも興味を持ってくれようとしてくれて
会話の中で、
「お母さんが 好きな人出てるよ。」とか
「お母さんが好きなの、こういうのだよね。」とか
「こういう本読んで きっとお母さん、好きだよ。」と。

そういわれて見れば、子ども達は 前からしてくれていて
私に 話しかけてくれていたのに、
私の方がわからなかったんだな〜
同じ家にいる 私のことを 気分も良くさせてあげたいしと
思ってくれていたのかな〜と思います。
・・・・
お母さんの姿勢と言葉 やったことが 返ってきますね。
時には失敗はあってもOK。すべては学びになります。

次はこうしようと できる精一杯で、子ども達を愛情を持って理解し
尊重している 
お母さんの姿勢と思いを子ども達は 毎日感じています。

あなたは どう感じましたか?
こどもの世界を聞きながら 一緒にご自分の世界を広げていきませんか?

楽しい週末の時間を お過ごし下さい。