明日はいよいよ、都立高校の二次・後期試験です。
新宿校からは昼クラス2名、夜クラス2名が受験します。
クラスの友達が合格してうかれているのを感じながらのここ数日間、よくがんばったと思います。
前期試験が「本人にしたら予想外の不合格」だったYくんは、
面接の特訓の後、「先生!good luck!」と言いながら帰っていきました。
(「luck」が必要なのは君でしょ!?と後ろ姿につっこんでしまいました)
彼らにとって、問題の日本語がわかるかわからないかはある部分ほんとうに「運」だったりします。
例えば国語の200字作文や英語の三文作文の設問の日本語が難しければ、
作文そのものを書ける力があっても、テーマが読み取れず書けないこともあります。
試験問題にルビがふってあればまだいいのですが、
特別処置がとれるのは「外国籍で来日3年未満」の生徒だけなので、
日本国籍だったり3年以上たっていたりすればその処置は受けられません。
明日も、同じ志望校、同じ出身国、滞日期間もほぼ同じ生徒2人が、
ひとりはルビつき、日本国籍のもうひとりはルビなしで受験します。
ふたりともが実力を発揮できる設問であるといいのですが…。
でもそんな「運」に頼らなくても合格できるよう、生徒たちは今日までがんばって勉強してきました。
後は本番!
せめて明日は雨にはならないよう、祈るばかりです。
<たぶんかフリースクール新宿校>