震災復興から持続可能な福祉社会に向けて−宗教は公共的役割を果たせるか?

<主催者から>
 東日本大震災から1年が経過しました。地震、津波、原発事故など未曾有の悲惨な災害とそこからの復興が、それまでの日本の停滞感と閉塞感をいやがおうにも打ち破っています。このまま日本は沈没し続けるのか、それとも市民と政府・行政の協働から「新しい公共」の構想をもって再生を果たそうとするのか、すべては市民意識の転換にかかっています。
 今回の大災害時、多くの犠牲者を悼む場面で、また被災者に継続しているグリーフ・ワークの場面でスピリチュアル・ケアの必要性が言われています。今後に、日本の宗教はこういった市民社会の自治的な形成に「友愛と連帯」のモラルを醸成できるのか、それとも、逆に、阻害要因となるのか。オープンな対話集会の時をもちます。

◆ 日 時:3月20日(火・祝日)13:30〜
◆ 会 場 :文京シビックセンター 3階 会議室1・2(定員90名)
 http://www.b-academy.jp/b-civichall/access/access.html
◆ 挨拶 山崎誠(衆議院議員、経済産業委員会所属)

◆ 主題講演
 稲垣久和(東京基督教大学教授、公共福祉研究センター長)
◆ シンポジウム 
出演者:
 山崎美貴子(東京ボランティア・市民活動センター所長、元神奈川県立保健福祉大学学長)
 岡野守也(仏教心理学者、日本仏教心理学会副会長、武蔵野大学非常勤講師)
 川上直哉(東北ヘルプ事務局長、仙台市民教会牧師)
 コーデイネーター 稲垣久和

◆ 参加申込み・問い合わせ:公共福祉研究センター(担当:高橋)
 TEL 0476-46-1137/FAX 0476-46-1292 E-mail:ntaka@tci.ac.jp