3月26日は向日市の富永屋で行われている「おくどさんをなおす」という町家改修体験講座に参加してきました。この体験講座は富永屋で活動する「グループとみじん」の主催であり、古材文化の会は後援しています。
おくどさんをなおす体験講座は、3月26日で4回目になります。この日は、しっくいを塗る上塗りでした。しっくい浅原の職人さんたちに黒漆喰の磨きの技術を見せていただきました。すばらしいできばえでした。次回は4月23日10時〜12時に「みがき」の仕上を行います。
2時頃から改修後の「おくどさん」を使ったイベントのアイデアを話し合う学習会が有りました。この中で、会事務局員の吉岡真弓さんが京都市や滋賀県で行われている「おくどさん」を使った催しをパワーポイントで紹介しました。
会議では、タケノコをゆでることや煮物など「おくどさん」でしかうまくできない地域の料理があることなどが、参加者から出されました。その結果、季節毎の富永屋の催事と「おくどさん」を使った料理体験などを組み合わせて行う事などが確認されました。(白)