今日は朝から新1年生だけの練習を行ないました(%笑う男%)

昨日は練習試合を行なった中で、まだみんなをサッカー選手として扱えないという事を自覚したコーチとしてはそれをどうしていくか?が自分の役目となるし、今日は朝から通常よりも長い時間練習を行なったのですが、その中身はみんなが思っているような『サッカーの練習』ではなかったと思います(%ニヤ男%)

という事で今日はまず最初に行なったのは『自分を知るフリータイム』という事で、各自でドリブル、パス(キック)、トラップといったものを2人組で組んで練習しました(%笑う男%) その形は自由ですが、メジャーとコーンを用意して『この距離なら確実に当てられる』とかフラフープを用意してその中で浮き球を止めるというトラップなどをやってもらいました。20分間自由な発想の中で各自やってもらうと、以外と狙った場所にボールが当たらないとか、止められないいう現象に遭遇しました(というよりさせました(%ニヤ男%))。

みんなはまだ自分が『自分でサッカーが出来ないか?』を理解していません。これぐらい出来るわ・・・という『慢心』が必ずあるから手抜きをするし、適当にやる。つまり『謙虚』さがないという事で、合宿でも話をしたのですが本気でうまくなりたいという気持ちがある選手はこの謙虚さが必要だし、その為には『自分って本当にサッカーが出来ない、分からない・・・・でもうまくなりたい!!』という人間にならないといけないのです。

それを自覚してもらう時間にして、各自がそうやって『あれ??俺ってこんなに出来ないのか?』と分かってもらいました(%ニヤ男%) 結局、みんなが憧れる『プロの選手』ってみんなが思っているような『当たり前のプレー』が『当たり前に出来る』だけなんです(%笑う男%) ただ、この当たり前を当たり前にするという事がいかに難しいのか?なんです。自分から言わせてもらうと『当たり前に出来る事なんて何一つない』という事です。ただでさえ、サッカーとは足で扱う特殊なスポーツなのに、当たり前に扱えるって事は相当の努力が必要です。でも、みんなはまだそんな努力をしていないし、何よりも『自分が出来ないという事を分かっていない』のです。厳しい言葉かも知れないけど、元々ファルコに入会してもらった最初の作業は『出来ない自分に気付いてもらう事』だったし、そうやってスタートしないとダメだとこの地域の子供を見ていると深く思います(%ニヤ男%)(%涙%) ちょっと地域トレセンにでも選ばれたと思うと、すぐに『天狗』になってしまう・・・。でも、本当に上手な選手なら県トレセンや関西、日本代表になっているはずだし、そこまでいけない自分には『何もかもが足りない』と思ってもらいたい(%痛い男%) 多くの子は『自分は北播トレセンだ!』なんて『下』を見て自分を誇示しようとする。ですが、下を見た人間はそこで成長は止まります。

みんなはファルコに入会と同時に『うまくなりたい!強くなりたい!』と『上』を見ているのです。だからこそ今の自分が『誰よりも下』と思うぐらいの自覚を持たないと前へ進むのが難しいし、自分よりも下を探すような人間になってしまうと絶対に良い選手にはなれません(%怒る男%)

今日は序盤の20分で『当たり前に出来る(ある)物なんてない』という事を自覚してもらってから次は、『自分でうまくなる環境を整えよう!』という作業をしました。とにかく新1年生にはこういう事からやってもらう時間を費やすと思いますが、自分が今サッカー出来ている事がどれだけ恵まれているのか?を考えてみると、『親のおかげ、グランドがあるおかげ、仲間がいるおかげ、ボールがあり、靴があり、服がある・・・』という事なんです。当たり前なんてないという上で、この当たり前に使っているものを感謝出来るように・・・・

『環境を整えよう!!』

という事が次の作業でした(%ニヤ男%)

自分で環境を整える努力をすれば、今まで当たり前に使っていたものに感謝が出来るという事です。みんなは全ての環境が整った中で生活をし過ぎているから大事なものが見えなくなっています。心から謙虚になってもらう為に『自分達で自分達の環境を整えてみようか?』と話をして20分間与えると、それぞれに考えて倉庫の掃除、バスの掃除、グランドの石拾いに草引きなどを始めました(%笑う男%)

何をしてくれ!ではなく、何をしてほしい、でもありません。本人がそれが良いと思って起こす行動に意味があるのです。コーチに誉められたいから・・・ではなく、綺麗にするのが気持ち良いと自分が思えれば良いのです。結果的に、掃除は綺麗にしてくれたものの、まだみんなは『コーチに誉められるように』という意識で掃除をしていました。

どうしてそう思うのか???ですが、例えばゴミ拾いのボランティアをするにしても同じで、『拾う人間は捨てなくなる』というのが人間です。行動する事で意識が変わるのですが、人間の多くは意識を変えれば行動が変わると勘違いしています(%ショボ男%) 意識なんて言葉では言えるけど、簡単には変える事は出来ません・・・。だから行動を起こしてみる事で自然と変化させるべきだと思うのです。掃除をすれば、次自分がその場所を見た時に、『あ!せっかくやった場所が汚れている』って分かるでしょう???それが大事なのです。その意識の話で言うと、せっかく綺麗にバスでも掃除をしたみんなですが、帰りにコーチが最後にバスをチェックするとかなり汚れていました(%ショボ男%) もちろん練習した後の靴に土が付いているからでしょうし、仕方がないと言えば仕方がないです。でも、コーチが言いたいのは『自分達が本当に綺麗にしたいと思ったのなら、この汚れにも気付いてほしい』という事です。

先日の話ですが、バスで送った最後に加美の井上くんが一人で綺麗に掃除をしてくれました(%ニコ男%) 変な言い方ですが、一年前の井上くんからでは想像出来ない行動でした。誰に言われるからではなく、自分が納得しないから掃除をする。。。この当たり前の行動が井上くんの変化であり成長なのです。今ではファルコのスタメンでは欠かせない一人になっているのも、こういった行動の積み重ねだと思っています。逆にバスにゴミを平気で落としているメンバーもいるのが今のファルコです(%怒る男%)

・俺じゃない
・俺だけじゃない
・俺のせいじゃない
・俺はやっていない

この言い訳を成長しない(出来ない)人間は必ずします。ゴミ一つでも、俺じゃないからとか言ってる以前に拾える選手になれば、サッカーも上達します。

コーチ!!俺、うまくなりたいんです!!って言ってるのであれば、何度も言うように『当たり前の事が当たり前に出来る人間になりなさい』と言いたいです。今日の新1年生の行動はまだまだ上辺だけだから、自分達が掃除した場所が汚れても気付かないし、みんなが掃除している間にコーチがみんなの靴を綺麗に磨いてあげたにも関わらず『綺麗になってる!』とか『ありがとうございます』の言葉一つもありませんでした。

礼を言え!と言ってるのではなく、コーチはみんなが環境を整える為にがんばっている姿に対しての敬意でそうやって磨いたのですが、みんなはやらされて掃除をしているからこういう事に気付かないって話です(%ニヤ男%) 新2,3年生ならこういう話が理解出来るようになってきたと思うのですが、感性を磨きなさい!!って事ですね(%ニヤ男%)

今日の練習では、こうした事を序盤に行ない残りの2時間弱は自分達で考えて①リフティング②ドリブル③パス④トラップをテーマに自主的にやってもらいました(%ニヤ男%)

この時でも、いかに『表面的な事しか出来ない』かがよく見えました(%ニヤ男%) 

コーチはこの学年をきっと良く出来ると確信しています(%笑う男%) この時期からこういう話と行動が出来ているからです(%笑う男%)(%音符2%) 行動を変える事で意識が変わっていくという事が実践出来る学年だと思っています(%ニコ男%)

まずはサッカー選手にする事!!毎日自分に言い聞かせてみんながファルコの3年間で『こういう事を学んだ』というのがしっかりと残せる自分に成長するようにがんばりたいと思います(%笑う男%)(%音符2%)(%音符1%)