毎月一度、宮城県角田市の妹夫婦から、角田の農作物が届きます。
「あぐりこっと」という宅配便で届く、段ボール一箱分の、季節の収穫物です。
今日の「あぐりこっと」には、葉付きのかぶやほうれん草、ねぎ、サツマイモ、自家製ベーコン、芽キャベツなどが入っていました。どれもとっても新鮮で生き生きしています。
この「あぐりこっと」の箱に、先月は、梅の枝が入っていました。小さな枝には小さな蕾がついていました。
ちょっとした飾りのような、小さな梅の枝は、季節の風を運んできてくれました。
・・・とは言っても、どうしようか・・・と考えあぐね、丈の長い湯呑みに水を入れて、そこに浸けておいてみました。
すると、その小さな蕾たちが1週間後に咲き始めたのです。
固い蕾だったし、小さな小さな枝でしたから、まさか開花するとは思わなかっただけに、小さな枝に必死でついていた蕾が花を咲かせた姿にとても感動しました。
そして、しばらくすると、今度は咲いた花が散って、若葉が目をだしました。
掌ぐらいの長さしかない小さな枝。
この枝は生きていたのですね。
ともするとゴミ箱にポイと捨てられてしまそうな小さな枝。
その枝には、未来が詰まっていたのだなあとしみじみとした想いに浸っています。
無言でただじっとそこにある枝。
その枝は沢山の花を咲かせて、若葉を生み、じっと生きています。
すごいな〜とまた感動してしまうヴォ—ルれいこでした。
みんなみんな生きている。
そんなことを感じ取れたことに感謝です。
☆(*^_^*)☆